医療は変革の途上にあります — 
そして私たちも

 進化するメドトロニック

世界中の医療システムは、臨床的および医療経済的に困難な課題に直面しています。これらの課題は、グローバルでの成長を阻害し、何百万人もの人々がよりよい治療を受けることができない状況に陥る可能性があります。

「治療結果の改善」、「医療へのアクセス拡大」、「コストと効率の最適化」という私たちの目標は、世界中のあらゆる医療システムにおいて必須だと考えています。

重要な使命、広がる価値

60年以上にわたる歴史において、メドトロニックのミッションは設立当初から変わっていません。私たちの目標は、「世界中の人々の痛みをやわらげ、健康を回復し、生命を延ばすこと」です。今日、私たちの医療機器におけるイノベーションは、毎年7,000万人以上の人々にポジティブな影響をおよぼしています。しかしながら、現在の医療における問題に対しては、新しいアプローチが求められています。私たちは、メドトロニックの技術・専門知識と医療従事者が作り出すデータ・洞察を結びつけ、医療従事者や医療機関、行政とのパートナーシップを構築します。そして、医療コストの上昇を抑え、また削減にも努めながら、患者さんによりよい治療結果をもたらすことを目指す Value-Based Healthcare(バリューベースド ヘルスケア)という医療モデルの構築に注力しています。

 


FURTHER, TOGETHER

私たちはこの新しいアプローチを、「Further, Together」と呼んでいます。「Further」とは、今後も治療法、プロセスそしてシステムレベルにおいてのイノベーションの進歩を促すとともに、実証される臨床的、医療経済的に価値のある強力なソリューションの開発を続けていくことを意味しています。「Together」とは、新たな、そしてこれまでと異なる、そしてより強力なパートナーシップを築いていくことを意味しています。これにより、医療従事者をはじめとする関係者が目指す、医療のグローバルアクセスを拡大し、疾患の啓発、診断、治療後のフォローアップまでを含めた包括的かつ継続的な治療を提供する、というゴールの達成をサポートすることができます。

意義あるイノベーションの創造

意義あるイノベーションを実現するため、メドトロニックは研究開発に年間15億円を投じてきました。これは、適切なコストで患者さんによりよい治療結果をもたらし、生活の質(QOL)を高めるイノベーションを実現するための投資です。メドトロニックのイノベーションは、低侵襲治療に貢献するリードレスペースメーカや、血栓による脳卒中を治療する血栓回収デバイス、血糖変動を患者さん自らが随時確認できるSAP(Sensor Augmented Pump:パーソナルCGM機能搭載インスリンポンプ)の開発など多岐にわたります。いずれも医療の質を向上させる目的で開発されています。これらすべてのイノベーションが、医療の質を向上させると信じています。

医療従事者および関係者と価値を共有

メドトロニックは、技術、サービス、そして専門知識を活用し、世界中の医療機関をはじめ、様々な関係者と協力しながら、医療システムの業務効率化や、患者さんに包括的かつ継続的なよりよい治療をお届けするためのソリューションを生み出し、提供しています。メドトロニックのIntegrated Health Solutions*(IHS:メドトロニック統合健康ソリューション)は、システムレベルでサービスやソリューションの開発に注力している新規事業で、より効率的で質の高い医療を患者さんに提供することにより、医療機関をサポートしています。この事業の方向性の1つは、患者さんの再入院を防ぐことにあります。コロラド州のセンチュラ・ヘルスにおけるメドトロニックの遠隔医療ソリューションを用いたパイロットプログラムでは、看護師が患者さんを定期的にフォローアップするよう支援することにより、最初の入院から30日以内の心不全による再入院の件数が62%も削減されました1

*こちらの事業は、現時点では日本で展開されておりません。

世界中で医療へのアクセスを向上させる

4億人以上の人々が医療にアクセスできずにいる現在、世界中の患者さんの治療結果の向上を実現するためには、世界規模での高品質な医療へのアクセス向上という重大な課題に企業として取り組む必要があります。そのため、メドトロニックは、より効果的でよりよい治療を患者さんにお届けできるよう、先進国の政府やプロバイダーと協力しています。また新興国においては、インフラ開発、治療法の啓蒙や教育、そしてキャパシティ管理、そして医療関係者へのトレーニングの支援も行っています。これまでの5年間だけで、世界中で何千人もの医師へのトレーニングを行ってきました。

“世界中の多くの地域のほぼ全ての指標で問題となるのが財源です。医療にかけられる財源の不足により、現在、4億人以上の人々が医療にアクセスできずにいます。2

メドトロニックは、Value-Based Healthcare(バリューベースド ヘルスケア)という医療モデルの構築に向けて積極的に役割を果たしていると確信していますが、更なる貢献ができるよう努力を続けています。私たちは、医療における技術革新に注力することにより、多くの患者さんの治療結果の改善と医療コスト削減の両立を達成できると信じています。 しかし、単独の組織では世界の医療問題を解決することはできません。 コラボレーションとパートナーシップを通じてのみ、Value-Based Healthcare(バリューベースド ヘルスケア)を実現でき、そのメリットを享受することができると考えています。


世界中の多くの地域のほぼ全ての指標で問題となるのが財源です。医療にかけられる財源の不足により、現在、4億人以上の人々が医療にアクセスできずにいます。2

進歩に向けた最初の一歩

私たちは、Value-Based Healthecare(バリューベースド ヘルスケア)というコンセプトをベースに、社会において独自の役割を担っていると固く信じていますが、それ以上の貢献ができることも認識しています。医療コストの上昇を抑え、また削減にも努めながら、患者さんによりよい治療結果をもたらすことを目指しています。また同時に、私たちは世界規模での医療の課題を単独で解決できる組織は存在しないことも認識しています。医療従事者および関係者とのコラボレーションとパートナーシップを通じて、私たちメドトロニックはValue-Based healthcare(バリューベースド ヘルスケア)という医療モデルの構築を実現することができると考えています。

共に、医療をさらに次のレベルへ向上させましょう。

Let’s go Further, Together

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References

1

Leading Age. Telehealth and Remote Patient Monitoring (RPM): Provider Case Studies 2013.

2

World Health Organization. Tracking Universal Health Coverage. http://apps.who.int/iris/ bitstream/10665/174536/1/9789241564977_eng.pdf. 2015.