急性期脳梗塞治療関係者の想いを
ひろげ、つなげるサイト
ONE PATHOS

 

onepathos

ギリシャ哲学から引き継がれる思想を込めた
”ONE PATHOS”

医療従事者と確かな信頼関係を結びたい。そのために私たちはサイト名に理念を込め、古代ギリシャから伝わる修辞学に学び、「ONE PATHOS」(ワンパトス)と名付けました。

ギリシャ哲学の始祖であるアリストテレスは、『弁論術(Art of Rhetoric)』でこう唱えています。「人を動かすための三種の説得手段として、 “Ethos(信頼)” “Logos(論理)” “Pathos(情熱)”が重要である」と。これらは現代の人間関係においても欠かせない要素として引き継がれています。

その三種の要素から敷衍して、血管内治療に関連する言葉、
「Passion」「Clinical Path」「One Pass」「Thrombectomy」「Stroke」「One Team」を組み合わせ考案されたのが
“ ONE PATHOS”です。医療従事者のみなさまに参考になる情報をお届けできるよう“ONE PATHOS”を運営していきます。


脳梗塞の血栓を取り除く治療法「血栓回収療法」

dr.heri

脳の血管が詰まる疾患「脳梗塞」。脳梗塞は、日本人の死亡原因の第4位にあたり、現在の推定患者数250万人、毎年約50万人が新たに発症する身近な病気です*。ちなみに、脳の血管が破れる「脳出血」「くも膜下出血」と合わせた総称が「脳卒中」となります。

脳梗塞が起きると、脳細胞に血液が十分に行き渡らなくなってしまい、脳細胞が酸素・栄養不足に陥ります。この状態が続くと、脳細胞が壊死し、その脳細胞が担っていた脳の機能が失われてしまいます。その結果、身体の麻痺やしびれ、言語障害、意識障害などの疾患を引き起こします。

脳梗塞の治療方法は、薬物療法および手術になります。薬によって血管の詰まりを溶かす「血栓溶解療法」。そして、もうひとつの治療法が、「脳血管内治療で行う血栓回収療法」です。脳血管内治療では、足の付け根から血管の内側に極細のカテーテルを挿入し、血栓を取り除いて血流を再開させることを目指しています。

私たちが運営する「ONE PATHOS(ワンパトス)」では、急性期脳梗塞治療における血栓回収療法の施設やエリアごとの取り組み、本治療法に関わる医療関係者の生の声をお届けします。


血栓回収療法による早期治療に向けた情報提供

「脳梗塞の治療は時間との闘い」だと言われます。これはつまり、脳梗塞の発症から治療までの時間を1分1秒でも短縮することが、脳梗塞の治療において重要な意味を持つということです。しかし、ひとえに発症から治療までの時間を短縮するといっても、脳梗塞の治療に関わる医療従事者は多岐にわたっています。

このような現状のなか、本Webサイトを設立した背景には、いくつかの私たちの想いがあります。それは、各施設や地域の急性期脳梗塞の実情と展望を共有することで、同様の状況におかれた地域の医療従事者のみなさまに課題解決となるような情報を提供すること。そして、急性期脳梗塞治療に携わる医療従事者の“生の声”を届け、本治療に携わるみなさまのつながりを強めるサポートをすることを目指しています。

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厚生労働省「平成28年 人口動態統計の概況」