ジェフ マーサ(Geoffrey S. Martha)は、年間売上高290億ドル、9万人超の従業員を抱え、世界150カ国以上で事業を展開する世界有数のヘルスケアテクノロジー企業であるメドトロニックのCEOです。メドトロニックは、心臓循環器疾患、呼吸器疾患、脳神経疾患、脊椎疾患、糖尿病など、幅広い疾患を治療するための技術とソリューションを提供しています。

ジェフ マーサは2019年11月より、メドトロニックの取締役会のメンバーを兼任しています。2020年4月27日にCEOに就任し、メドトロニックの取締役会にレポートしています。2019年11月から2020年4月までメドトロニックのプレジデントを務め、メドトロニックの事業グループとリージョンを統括しました。

CEO就任が発表される前には、ジェフはエグゼクティブ・バイスプレジデントおよびプレジデントとしてリストラティブセラピーグループ (RTG) をリードしていました。脳の治療、慢性的な痛みの治療、神経刺激などの特殊治療、脊椎脊髄領域を含むRTGの4つの事業部門の責任者でした。

RTGをリードする前は、メドトロニックの戦略・事業開発担当シニア・バイスプレジデントを務め、メドトロニックのグローバル戦略計画、事業開発、事業統合の開発をリードしました。

戦略・事業開発部門の責任者として、ジェフは100億ドル規模の外科用製品と医療用品の世界的メーカーであるコヴィディエン社の統合を主導しました。同社の統合は、ヘルスケアテクノロジー関連として業界史上最大のものでした。2014年7月、コヴィディエンのメドトロニックへの統合をリードする統合責任者に任命されました。

メドトロニックがスポンサーとなっている慈善活動やダイバーシティ関連のイニシアティブを熱心に支持するジェフは、メドトロニック財団理事会のメンバーであり、FIRST Roboticsのエグゼクティブスポンサーを務めています。また、アフリカ系従業員の採用、雇用と定着、能力開発を中心に取り組む社内リソースグループの“メドトロニック アフリカ系ネットワーク”をリードしました。

ジェフはメドトロニックに入社する以前、GEヘルスケアで事業開発部門のマネージングダイレクターとして、事業統合、売却や合弁、投資関連の業務を中心に、グローバルな事業開発を担当しました。GEキャピタルを含むGEでの19年間のキャリアを通し、ビジネスリーダーシップ、企業開発、戦略マーケティング、販売管理で幹部職を歴任しています。

社会経済的な問題に熱心で、ミネアポリスに拠点を置く2つの非営利団体、Children's HeartLinkとNorthside Achievement Zone (NAZ) の役員を務めています。Children's HeartLinkは、世界中の先天性心疾患を持つ子どもが治療を受けられるように支援する団体です。NAZは、ノースミネアポリスで世代間の格差をなくし、有色人種の低所得家庭出身で大学院に通う学生たちを支援し、将来的にキャリアを積めるカルチャーが醸成されるように、コミュニティとともに取り組んでいます。

ジェフは、ペンシルバニア州立大学でScholar's Programのメンバーとして金融学の学士号を取得し、1992年に最優秀の成績で卒業しました。ペンシルベニア州立大学ホッケーチームのキャプテンを務め、1998年にホッケーの殿堂入り選手に選出、2016年には同大学からペンシルベニア州立大学ホッケー名誉卒業生賞を授与されました。また、ジェフはPenn State College of Liberal Arts Development Councilのメンバーでもあります。