注)このリリースは、Medtronic plcがアイルランド(ダブリン)の現地時間2020年4月21日に発表したプレスリリースを日本の報道機関向けに翻訳したものです。英文プレスリリースは、こちらをご参照ください。なお、本資料の正式言語は英語であり、その内容・解釈については英文プレスリリースが優先します。

2020年5月1日
日本メドトロニック株式会社

報道関係者各位

メドトロニック 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックへの対応と影響についての更新情報を発表

▪ メドトロニックは顧客、コミュニティ、そして社員を積極的にサポートしています
▪ 手術の延期などがメドトロニックの業績にマイナスの影響を及ぼしています
▪ メドトロニックの財務状況は良好で、長期戦略を継続して推進していきます

2020年4月21日 – Medtronic plc(以下、メドトロニック)は本日、2020会計年度第4四半期末に先立って、新型コロナウイルス感染症のパンデミックへの対応、事業への影響、および良好な財務状況に関する更新情報を発表しました。
世界の医療システムは、新型コロナウイルス感染症のパンデミックという前例のない困難に直面しており、メドトロニックもまた前例のない方法で対応を行っています。第一に、メドトロニックは全世界で9万人を超える社員とその家族の健康と福祉の確保をサポートするために、多くの措置を講じてきました。第二に、グローバルなリソースを活用し、新型コロナウイルス感染症との闘いに今必要とされている重要な製品の生産と流通を急速に拡大するなど、患者さんおよび医師の方々をサポートしています。第三に、メドトロニックは主要な政府機関と連携し、世界中のコミュニティに直接的なサポートを提供しています。

メドトロニックの社員は、痛みをやわらげ、健康を回復し、生命を延ばすというメドトロニックのミッション実現に向けて日々業務を遂行しています。 このミッションは、メドトロニックの革新、パートナーシップ、誠実さと倫理へのコミットメントの源であり、何百万人もの人々の生活を改善してきました。

「わたしは全世界中の9万人の社員の対応をとても誇りに思います。わたしたちのミッションに示されているように、痛みをやわらげ、健康を回復し、生命を延ばすというコミットメントは、かつてないほど大きな意味を担っています。このパンデミックとの闘いに尽力されているわたしたちのお客様、パートナーのみなさま、そして医療業界全体の努力に経緯を表し、感謝したいと思います。一個人として、そして会社全体としても、わたしたちは取り組み続けます。」と、メドトロニックのCEO*であるオマー イシュラックは述べています。(*2020年4月21日時点。4月27日以降は会長兼取締役会議長)

メドトロニック社員

メドトロニックの社員は、新型コロナウイルス感染症の治療に関連した、および直接は関連しないが必要となる生命を救う製品を製造し、このパンデミックの間も稼働し続けています。当社は、このパンデミック下において、社員を守ることに重点を置いています。製造および流通施設は日常的に清掃・消毒されており、社員は個人用保護具(PPE)の利用や、時差での休憩取得、共用エリアでは密を避けるといった社会的距離戦略(ソーシャル・ディスタンス)を実践しています。医療現場で業務を続ける外勤社員にはPPEを利用する権利を提供しています。また、重要なことに、メドトロニックは、ケア・マネジメント・サービス(Care Management Services)事業を通じて、米国の社員とその家族には無料で新型コロナウイルス感染症のバーチャル評価・モニタリングツールを開発し、提供しています。

メドトロニックは、社員への評価とサポートのために、新型コロナウイルス感染症関連の社員プログラムと福利厚生に投資しています。

▪医療システムや患者さんが必要とする製品の製造と提供を継続するために、業務上、当社の施設に出勤が必要不可欠な社員に対して、報奨金制度や表彰制度を設けています。

▪厳しい販売環境を踏まえ、多くの営業担当社員にとって、通常は収入に大きな割合を占めるインセンティブ報酬への影響を軽減するための対策を導入しています。

▪テレワークで業務を実行することができず、隔離や、自宅学習、育児関連の問題、または新型コロナウイルス感染症の陽性判定などの特定の状況に直面した社員が、最大30日分の給与を受け取ることができる非常事態特別休暇制度を設定しました。

▪メドトロニック社員非常事態アシスタンス基金(Employee Emergency Assistance Fund) への拠出金を増額しました。この基金は、新型コロナウイルス感染症の流行により経済的に影響を受けている社員に対して、育児関連の手当を含む、ニーズに基づいた財政的な補助金を提供しています。

▪社員及び生計を共にする家族にも、メドトロニック社員アシスタンスプログラム(MEAP)が提供されています。このプログラムでは、育児支援から無料の経済的相談、メンタルヘルス相談まで、さまざまなサービスが無償で提供されています。

医療専門家と医療システム
メドトロニックは、世界中の医療専門家や医療システムにサービスを提供しています。パンデミックの発生以来、当社は医師の方々や患者さんが必要とする製品の供給を可能にするため、たゆまぬ努力を続けています。

様々な専門分野の医師が新型コロナウイルス感染症に関する課題を克服するサポートを行うために、メドトロニックは多数のバーチャルな医師向けのフォーラムと医療教育プログラムを主催してきました。既存の遠隔モニタリングソリューションを導入し、メドトロニック社員、顧客のみなさま、患者さんが新型コロナウイルスにさらされる可能性を減らすために、新しい遠隔モニタリングソリューションを迅速に開発しました。

メドトロニックは、新型コロナウイルス感染症との闘いにおいて重要な技術である、人工呼吸器の大手メーカーです。当社は、自社の人工呼吸器の生産を6月末までに、パンデミック前の水準から5倍となる週1,000台以上に増加すると同時に、世界市場における人工呼吸器の生産とトレーニングの拡大のために、多くの対策を講じてきました。

▪オープンソースの取り組みとして、当社は人工呼吸器Puritan Bennett™ 560(以下、PB 560)の設計仕様を公開し、世界中のメーカーに人工呼吸器の生産を迅速に加速する可能性を提供しました。Medtronic.com/openventilatorにおけるPB 560の設計仕様ダウンロードのための登録は10万件を超えています。現時点でカナダのBaylis Medical社、台湾鴻海(ホンハイ)のフォックスコン・テクノロジー・グループ(ウィスコンシン州の製造施設にて)、ベトナムのビングループの VinGroup Joint Stock社といった大手の3つの製造会社と取り組みを開始しています。

▪メドトロニックは現在、米国のいくつかの医療機関において、当社の救命救急用人工呼吸器の遠隔管理機能の限定的な市場リリースを行っています。病室外から患者さんの人工呼吸器の設定変更を可能にすることで、医療従事者と新型コロナウイルス感染症患者との接触を減らすことができる可能性があります。Puritan Bennett™ 980の遠隔操作機能は、インテル社とのコラボレーションによって増強されています。

▪当社は、メドトロニックの救命救急用人工呼吸器の重要な部品を製造するために、スペースX社と協力しています。

▪メドトロニックは、ドレーゲル、GEヘルスケア、 ゲティンゲ、ハミルトン メディカル、日本光電、フィリップス、バイエア メディカル及びその他の人工呼吸器メーカーと提携し、医療従事者のための適切な人工呼吸器トレーニングを確実にすることを目的としたアライアンス(Ventilator Training Alliance=VTA)を組みました。

▪当社は、新型コロナウイルス感染症のパンデミックによる人工呼吸器の希望小売価格引き上げを行わないことを約束しており、リスクとニーズの高い地域に優先的に割り当てるために、主要な政府機関と連携しています。

コミュニティ
現在の、危機的で前例のない時期に全世界中のコミュニティを支援するために、メドトロニックはバーチャルでのボランティア活動を奨励し、7月31日まで、社員と退職者からの非営利団体に対する寄付に対して、当社が2:1の比率に増加させたマッチングによる寄付金を提供しています。今年2月以来、当社とメドトロニック財団は世界中の医療システムと大きな影響を受けているコミュニティをサポートするために、1300万ドルを寄付しています。

すべての社外ステークホルダーのみなさまに情報を提供するため、メドトロニックは社外向けの ニュースハブを立ち上げ、メドトロニックがパンデミックにどのように対応しているかの最新情報を共有しています。また先日、当社の経営陣は、パンデミックに対処するための同社のサポートと貢献の概要についての公開レターを広く一般のみなさまと社員に公開しています。

ビジネスへの影響 及び堅調な財務状況については、Medtronic plcが発表した英文プレスリリースをご参照ください。

【メドトロニックについて】

Medtronic plc(www.medtronic.com)は、アイルランドのダブリンに本社があり、世界中の人々の痛みをやわらげ、健康を回復し、生命を延ばすことを目指した医療技術、サービス、ソリューションを提供するグローバルリーダーです。全世界で9 万人を超える従業員を擁し、約150 ヵ国の医師の方々や病院、そして患者さんに貢献しています。世界中のパートナーの皆様と力を合わせて、さらなる医療の発展に取り組んでいます。

■将来予測に関する記述
本プレスリリースには、1995年米国民事証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)が定める定義の範囲内で、COVID-19が当社の事業、営業、製造、および製品に対する需要に与えた、または今後与えると予測される影響に関するリスク、当社の製品需要、従業員、医療従事者、医療システム、私たちが活動するコミュニティ、当社の財務実績および状況、競合要因、医療製品の製造開発、マーケティング、販売によって生じる複雑性や遅延、ならびにメドトロニックが米国証券取引委員会に提出する、最新の年次報告書 (Form 10-K) を含む定期報告書に記載されているようなリスクや不確定要素の影響を受ける、将来の業績見通しに関する記載が含まれます。場合によっては、「予測」 、 「確信」 、 「できる」 、 「見積」 、 「期待」  、 「意図」 、「将来を見越す」、 「可能性」 、 「計画」 、 「するだろう」 、 「するつもりである」および類似の単語または表現や、その否定形や複数形、その他同等の用語によって、将来の業績見通しに関する記載を特定できます。実際の業績は予想と異なる可能性があり、メドトロニックは、将来の事象や状況を含め、将来の見通しに関する記述や本プレスリリースに含まれる情報を更新する義務を負いません。

注:Puritan Bennett™ 560および、Puritan Bennett™ 980の日本国内での医療機器 製造販売承認情報は以下の通りです。
販売名: ピューリタンベネット 560 医療機器承認番号: 22300BZX00031000
製造販売元: コヴィディエンジャパン株式会社
販売名: ベンチレータ PB980シリーズ 医療機器承認番号: 22600BZX00050000
製造販売元: コヴィディエンジャパン株式会社

 

 

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