UNiD™ ASI 　

エンジニアリングサービス

UNiD™ LABはバイオメディカルエンジニアチームが提供する一連のサービスを意味します。医師ごとに担当エンジニア（UNiD™ LABエンジニア）を割り当て、医師が症例を分析し、UNiD™ 患者適合型脊椎ロッドのカーブ形状を検討するためのサポートを提供します。

個々の症例ごとに、患者の脊椎骨盤パラメータの計測と分析、医師の手術戦略に基づいたUNiD™ 患者適合型ロッドの設計（独自のアルゴリズムを用いた代償作用予測を含む）UNiD™ HUBクラウドベースソフトウェアを通じて提供します。

クラウドベースソフトウェア

UNiD™ ASIを活用する医師のために構築されたクラウドベースのソフトウェアです。双方向にコミュニケーション可能なポータルサイトとして機能し、インプラントにとどまらない包括的なサービスを提供します。

X線画像のアップロード、パラメータ計測値の確認、代償作用予測を含むUNiD™ 患者適合型脊椎ロッドの設計プランの確認と承認を行います。また、UNiD™ LABエンジニアとのチャット機能や医師が術後の症例データを視覚的に確認できる解析ツールも兼ね備えています。

※ソフトウェアは医療機器ではありません

UNiD™ 患者適合型脊椎ロッド

UNiD™ 患者適合型脊椎ロッドは、個々の患者に適合したテーラーメイドの脊椎ロッドです。医師により承認された設計プラン通りにプリベンディング加工を施すことで、医師の求めるカーブ形状を有します。

術前プランを手術室で体現するUNiD™ 患者適合型脊椎ロッドを術中のガイドツールとして用い、そのカーブ形状にあわせて患者の矢状面アライメントを整えることで至適な矢状面アライメントを実現します。

予め曲げ加工を施すことで術中の徒手的ベンディングの手間を省き、手術時間の短縮、利便性の向上に寄与します。

特長

• 設計プランと一致したカーブ形状
• 予め曲げ加工が施されたプリベントロッド
• 設計プランのUIVおよびLIVの位置にマーカー刻印
• サジタルマーカー刻印
• ノッチフリー

脊椎骨盤パラメータの計測

UNiD™ 患者適合型脊椎ロッドの設計プランにおける脊椎骨盤パラメータを計測します。UNiD™ LAB エンジニアが、医師の手術戦略を設計プランに落とし込み、X 線撮影範囲に含まれる計測可能なパラメータを計測し、UNiD™ HUB を通じて提供します。また、術前および術後の脊椎骨盤パラメーターも計測して提供します。

下表で示した脊椎骨盤パラメータ以外についても、医師の要望に応じてUNiD™ LAB エンジニアが計測します。