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イノベーション

Medtronic APAC Innovation Conference in Japan

日本発のメドテックソリューションのグローバル展開に向けたメドトロニックの取り組み

2022年3月22日(火)に「Medtronic APAC Innovation Conference in Japan 日本発のメドテックソリューションのグローバル展開に向けたメドトロニックの取り組み」と題しイベントを開催しました。

イベントにはメドテックに関連するベンチャー企業や政府関係者、アカデミアなど、オンライン含め約150名にご参加いただきました。

Medtronic APAC Innovation Conference in Japanキービジュアル

Medtronic APAC Innovation Challenge Top10に選ばれた2社からのスピーチ

イベントの前半では、メドトロニックの取り組み、Medtronic APAC Innovation Challenge(MAIC)のご紹介に続いて、MAICに応募のあったアジア太平洋地域の323社からTOP10に選ばれた日本の企業2社(PaMeLa株式会社、株式会社クォンタムオペレーション)に、MAIC参加の背景やMAICを通じて得た経験などをお話しいただきました。

PaMeLa株式会社 取締役CSOの中江文さんはMAICに応募したきっかけについて「自身も麻酔科医として医療現場で働いており、医療現場でメドトロニックの革新的な製品が普及していくスピードを目の当たりにしてきた。メドトロニックとだったら、自社の製品も普及させることができるのではと期待がありエントリーした」ことを紹介されました。

株式会社クォンタムオペレーション 代表取締役CEOの加藤和磨さんは「クォンタムオペレーションは世界の課題を解決したいと思っている。日本のスタートアップ企業はなかなか世界に出るきっかけがない中で、メドトロニックのようなグローバル企業とともにビジネスを作っていけることはとても大きな経験になった」といいます。

Medtronic APAC Innovation Conference in Japanスピーチ

プレゼンテーション「日本発メドテックソリューションのグローバリゼーションを加速するための取り組み」

イベントの後半では元厚生労働大臣の塩崎恭久さん、プレモパートナー株式会社の前田祐二郎さんより「日本発メドテックソリューションのグローバリゼーションを加速するための取り組み」をテーマにご講演をいただきました。

塩崎さんのプレゼンテーションでは、日本においてグローバリゼーションを進めていくにあたり変えていかなければいけないことについて、ご自身のご経験を踏まえてお話しいただきました。中でも「日本経済の成長のためには多様なグローバル人材を集結し、最大限能力が発揮できる環境が不可欠」とし、「特に日本の保健、医療、介護のDXを推進していくためには産官学での連携と世界への発信が重要である」と提言されました。

前田さんのプレゼンテーションではインキュベーターという立場から、医療テクノロジーを患者さんに届けるまでのプロセスに焦点を当てお話しいただきました。「大学から出たスタートアップ企業はよちよち歩きの状態。今回のMAICのようにスタートアップをしっかりサポートしていくことが必要」と、ご自身がプレモパートナーを設立した背景と合わせて、誕生した医療テクノロジーを世の中に届けるプロセスについて詳しく紹介されました。

パネルディスカッション「スタートアップ企業とグローバルメドテック企業とのパートナーシップの活性化に向けて」

イベントの最後には「スタートアップ企業とグローバルメドテック企業とのパートナーシップの活性化に向けて」をテーマにパネルディスカッションを行い、メドトロニックとエコノミスト・インパクトが行った調査結果を題材に日本におけるメドテック領域のパートナーシップの意義や課題、改善策などについて熱い議論を交わしました。

塩崎さんは「日本の企業は良い技術を持っている。何故それらの企業がグローバル展開するにあたり花開かないかを真剣に考えなければいけない。メドトロニックのようなグローバル企業と日本の企業がパートナーシップを組むことは、グローバリゼーションを進めるために良い影響を与えるのではないか」と提言されました。

また、スタートアップへの出資事業を行うBeyond Next Ventures 株式会社のManager、Venture Capitalistの金丸将宏さんは「スタートアップは資金面やグローバル経験のある人材といった面でグローバルに出て行きづらいというのはある。一方で海外の市場で通用する技術はあるので、他社のグローバル展開の事例が後押になるのではと思う。またメドトロニックのようにグローバルでビジネスを行うノウハウを持っている企業が今回のMAICのような機会を創出することで、経験や知識のインプットという面でスタートアップへの良いサポートとなる」といいます。

Medtronic APAC Innovation Conference in Japanパネルディスカッション

LINK-J理事兼事務局長の曽山明彦さんは「MAICのTOP10に2社が残っているように、メドテックの領域で日本のポテンシャルは非常に大きい。またLink-Jを設立した6年前と比較してかなり状況も変わってきている。当時は英語のプレゼンテーションが必要となると手を挙げる企業はいなかったが今は違う。この変化の流れを加速していくことが重要」と述べられました。

メドトロニックはこれからもメドテックのリーダーとして日本発のヘルスケアテクノロジーのグローバリゼーションを加速させ様々な医療課題の解決を目指します。

Medtronic APAC Innovation Conference in Japan

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