TAVIに関するよくあるご質問

Q. どのような患者さんが対象になりますか?

重症の大動脈弁狭窄症で、症状(胸の痛み、失神、心不全による息切れ・動悸など)があり、開胸による外科的治療を受けられない患者さん(高齢で、外科的治療ができない合併症がある、外科的治療をする体力がない、など)が対象になる可能性があります。目安として80歳以上ではTAVI、75歳未満では外科手術が検討されますが、明確な基準ではありませんので、75歳未満でもTAVIが検討されることがあります。

※TAVIの対象ではない患者さんもいらっしゃいます。ご自身が対象にあてはまるかどうか、医師にご相談ください。

Q. 治療による痛みはありますか?

TAVIは基本的に全身麻酔で治療するため、手術中は眠った状態になります。治療後にカテーテルを入れた場所に違和感が生じたり、痛みを感じることがあります。

Q. 入院期間はどれくらいですか?

治療後に検査を行い、合併症がないことを確認したうえで退院となりますが、通常、1~ 2週間程度で退院できます。

※個人差があります。

Q. TAVIを受けた後にMRI検査はできますか?

TAVIで入れた生体弁には磁性(磁石につくか・つかないかという性質)がないため、基本的には問題ございません。しかし、機器によっては受けられないこともありますので、事前に確認が必要です。

その他、気になることがあれば、医師にご相談ください。