植込み型心臓モニタ(ICM)

Insertable Cardiac Monitor

LINQ II™

LINQ Ⅱ™ 製品イメージ

医療の重要なリソースとも言える医療従事者の“限りある時間” をより患者さんのケアへと費やしていただけるように。
そんな想いから生まれた、これからの診断デバイスです。

いつ起こるか分からない失神や、潜因性脳梗塞の主な原因の一つと言われる心房細動は、一般的に行われているホルター心電図検査や体外式ループレコーダーによる検査では検査時間が短く、検出し難いと言われています。植込み型心臓モニタを使用することで、失神が起きた際の心電図を調べることや、潜因性脳梗塞患者さんに心房細動があるか調べることができるので、症状が心臓の病気に由来するものなのかどうかを医師が判断する手助けになります。

LINQ II™は患者さんが病院に通院することなく、デバイス設定を最適化することができる遠隔プログラミング1を初めて搭載した植込み型心臓デバイスです。また、LINQ II™は従来製品と比較2 して新たなアルゴリズムを搭載し、不整脈の検出率向上とデータ解析時間の低減へチャレンジしました。Bluetoothを用いたBlueSync™テクノロジーを搭載し、さらに電池寿命を改良しました。不整脈を正しく検出する精度を高めることで医療従事者、患者さんの労務低減を目指しています。

1 本品の遠隔プログラミングは、患者の容体確認・診察が不要であり、本体の設定変更のみを意図する場合に使用すること。

2 Reveal LINQ™ with TruRhythm™ Detectionとの比較(2023年1月)。

Reveal LINQ™

Image of LINQ

原因不明の失神の診断と、潜因性脳梗塞患者の心房細動診断を、心臓モニタリングでサポート

失神の原因となる不整脈と、心原性脳塞栓症の原因となる心房細動 (AF) は、いつ起きるか分からず、短期間の検査では検出できない場合があります。

小型化したReveal LINQは、長期心臓モニタをより低侵襲化し、失神と脳梗塞が心臓の病気に由来するものかどうかを医師が判断する手助けとなります。

また、条件付きで1.5テスラ及び3テスラMRI検査が、植込み当日から可能です。

Reveal LINQ™ モバイルマネジャ

Image of RLMM

植込み型心臓モニタ Reveal LINQ™用 次世代プログラマ

Reveal LINQモバイルマネジャは、Reveal LINQ専用のモバイルアプリであり、専用リーダー(患者コネクタ)を併用するデバイス管理システムです。

このシステムにより、Reveal LINQの管理を、タブレットから操作できるようになります。

また、タブレットの通信機能を使用してCareLink™ネットワークと接続し、デバイスから読み込んだデータを簡単な操作で送信することができます。

 

販売名 / 医療機器承認番号

メドトロニック Reveal LINQ  / 22800BZX00111000
メドトロニック Reveal LINQモバイルマネージャ / 22800BZX00305000
メドトロニック ペイシェントコネクタ / 22800BZX00306000
メドトロニック LINQⅡ / 30300BZX00278000