Percept PC Deep Brain Stimulation Systems

Percept™ PCは、局所フィールド電位(LFP:Local Field Potential)を計測・記録するBrainSense™機能と、LFPの変化に基づいて医師が予め設定した範囲内で刺激の出力を自動調整するaDBS™機能を搭載した神経刺激装置です。

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Percept PC 製品イメージ

概要

適応

本品は、脳深部(視床、視床下核又は淡蒼球内節)に一側又は両側電気刺激を与え、薬物療法で十分に効果が得られない以下の症状を軽減することを目的として使用します。

  • 振戦
  • パーキンソン病の運動障害
  • ジストニア
pdf パーキンソン病の患者さんにDBSの導入を検討している先生へ (.pdf)

DBSの適応/検討時期、実際の症例、DBS手術の手順、合併症について、ご確認いただけます。

1.3MB

製品の詳細

BrainSense™テクノロジー

BrainSense™テクノロジーにより、患者さんの脳内に植え込んだDBSリードからLFPを記録することができます。

LFPの記録は刺激と同時に行うことができ、診療中だけでなく患者さんが自宅に帰っても継続的に記録することが可能です。

BrainSenseテクノロジー 画面イメージ

aDBS™

BrainSense機能のaDBSモードは、LFPの変化に基づき、刺激の出力を設定した範囲内で自動調整します。LFPのβパワーは、パーキンソン病の無動・寡動・筋強剛などの症状と相関することがこれまでの研究から示唆されています。

aDBSモードのイメージ

条件付き1.5T/3.0T MRI対応DBSシステム

Percept™ PCは1.5T及び3.0Tの条件付き全身MRI撮像に対応しています。医師用プログラマの「MRI適合性ワークフロー」を使用して、MRI適合性の確認やMRIレポートの作成、またMRI検査に適した刺激設定への変更を行うことができます。

条件付き1.5T/3.0T MRI対応DBSシステム 画面イメージ

* Medtronic DBSシステムは条件付きMRI対応であり、特定の条件下でのみ安全にMRI撮像を受けることができます。条件が満たされていない場合、MRIによって組織、特に脳のリード植込み部位の発熱が引き起こされ、重篤で永続的な損傷又は死亡に至るおそれがあります。MRI撮像条件一覧については「Medtronic社製深部脳刺激システムに関するMRIガイドライン」をご参照ください。

患者さんの快適性を追求した設計

人間工学に基づいた設計により、患者さんの快適性の向上につなげます。

患者さんの快適性を追求した設計の解説

使用状況に応じた電池寿命予測

エネルギー密度の高い電池と、電気効率の良い電子機器回路により、小型化と電池容量の向上を同時に実現しました。

また、スマートバッテリーテクノロジーにより、使用状況に応じた電池寿命予測*が可能です。

条件付き1.5T/3.0T MRI対応DBSシステム 画面イメージ

* その時点での実際のバッテリーレベルと過去7日間の治療設定に基づく。

適合製品

製品名 型番号
DBSリード 3387, 3389
アクティバアダプタ 37086
SenSightディレクショナルリード B33005, B33015
SenSightディレクショナルリード マーカー付き B33005M, B33015M
SenSightエクステンション B34000, B34000M
SenSightバーホールデバイス B31000, B32000
Percept PC患者用プログラマ TH91D02
CT900D医師用プログラマ CT900D
コミュニケーター 8880T2

Percept PC 製品仕様

型番号 B35200
バッテリータイプ 非充電式
重量 61g
高さ 68mm
長さ 51mm
チャンネル数 2

関連情報

パーキンソン病・本態性振戦のウェブサイト

効果の動画や患者さん体験談、DBS実施施設などはこちら

詳細情報

お問い合わせ

お問い合わせは以下のリンクから承ります。

お問い合わせ

販売名:メドトロニック Percept PC
医療機器承認番号:30200BZX00163000

販売名:CT900 医師用プログラマ
医療機器承認番号:22900BZX00256000

販売名:DBSリード
医療機器承認番号:20700BZY00880000

販売名:アクティバ アダプタ
医療機器承認番号:22300BZX00413000

販売名:アクティバ トンネリングツール
医療機器認証番号:224ACBZX00013000

使用目的又は効果、警告・禁忌を含む使用上の注意等の情報につきましては製品の添付文書をご参照ください。