脊髄刺激療法(Spinal Cord Stimulation, SCS)とは?

scs inplant image of  neurostimulator and lead

慢性疼痛療法のひとつである脊髄刺激療法は、脊髄に微弱な電気を流すことにより慢性の痛みを和らげる治療法です。1982年に国内で承認を受け、1992年より保険適応を受けています。

手術手技は、以下の2つのステップにて行われます。

STEP1 試験刺激(トライアル)

  1. 腹臥位にてリードを挿入します。
  2. 硬膜外針が硬膜外腔に到達後、針を通じてリードを挿入します。
  3. 目標とする脊椎レベルにリードを留置後、体外式神経刺激装置に接続してテスト刺激を施行します。
  4. 疼痛部に一致する刺激が得られたら、リードを固定します。

(上記1-2は、経皮的リードを使用する場合です。外科的リードを使用する場合は椎弓切除が必要となります。)

3~7日間の試験刺激を行い、良好な結果が得られた場合STEP2に進みます。

経皮的リード挿入

リード挿入

カテーテル型のリードを透視下で硬膜外腔に挿入します。

外科的リード挿入

リード挿入

プレート型のリードを椎弓切除により硬膜外腔に挿入します。


STEP2 本植込み

リード挿入

  1. 側臥位にて、神経刺激装置の皮下ポケットを作成します。
  2. リードを皮下に通し、神経刺激装置に接続します。
  3. 神経刺激装置を筋膜に固定します。
  4. 閉創します。

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使用目的又は効果、警告・禁忌を含む使用上の注意等の情報につきましては製品の添付文書をご参照ください。