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インクルージョン、ダイバーシティ、エクイティ

成長して光り輝くため "私のGlow&Grow" を仲間と探究

メドトロニック ウィメンズ ネットワーク(MWN)ジャパンは2024年8月2日、今年度の活動目標である“Glow(輝き)& Grow(成長)”をテーマにしたキックオフ イベントを、品川オフィスで開催しました。イベントには年齢や性別、役職などの垣根を越えたメンバー約50人が全国から参加。一人ひとりが成長し、光り輝く人生を送るには何が必要か、グループワークを通して仲間と知恵を出し合いました。

仕事を離れ、対話を楽しむ

MWNは、女性が活躍できる環境づくりを目標に、2012年に設立された社員グループです。現在はコアメンバーの3分の1が男性で、様々なライフイベントとキャリア開発の両立を目指し、互いに成長し合う、男女共同参画を推進しています。 MWNには、日頃から「チームのため」「すべての社員が成長できる環境を作りたい」という想いを持つメンバーが、自主的に参加しています。

MWN Japan Co-Leader の我妻さんは「今日1日は、自分自身の成長や輝く人生を考え、自分を振り返る機会にしてほしい」と話しました。

MWNには5つのサブグループがあり、イベント開始前には、同じサブグループで活動するメンバー同士が、気軽に対話できるランチ交流会を実施しました。普段はオンラインでの活動がメインのため、対面で会うのは初めてという人が多く、リアルなつながりを楽しむ様子が見られました。事前に実施した性格診断の結果などを記した自己紹介カードの交換が始まると、場の雰囲気は一気に和みました。

MWN Japan Annual Summit FY25 我妻さん

個性が出たゴールへのアプローチ 失敗から基礎の大切さを学ぶ機会に

第1部のグループセッションは、チームビルディングを主目的とする「マシュマロチャレンジ」と、「私のGlow&Grow」をテーマに議論する、チームディスカッションの2部構成で実施されました。

マシュマロチャレンジは、パスタ、マシュマロ、テープ、ハサミなどを使い、自立可能な最も高いタワーを立てたチームが勝ちとなるルールです。「テープで足場を固定してはいけない」「タワーの上にマシュマロを置く」など様々な条件がある中、制限時間12分で最終的な高さを競います。

各チームのメンバーは、事前に実施した性格診断の結果でグループ分けされており、同じ条件ながら、個性の違いによって、ゴールを目指すアプローチは驚くほど異なりました。パスタを均等に割り、テープで補強した四角い土台づくりに時間をかけるチームや、パスタを束ねて三角形を作り、テープで補強し、縦に重ねていくチームなど、メンバーの個性が顕著に表れました。

MWN Japan Annual Summit FY25 マシュマロチャレンジの様子

最終ジャッジの際にタワーが自立できず、大きなため息が起こったり、逆に歓声が上がったり……。1回では勝負がつかず、制限時間7分で行われた第2回戦は、1回目の失敗から学び、勝負の鍵を握る土台の強化に注力するなど、全員が笑顔で課題に取り組んでいました。

成長に必要なのはブレない自分軸

第1部の後半は「私のGlow&Grow」について、チームディスカッションを行いました。開始直後から各チームとも、積極的に意見を出し合います。

自ら進んでメモを取る人、付箋の活用を提案する人、ボードに絵を加えて、より見やすく整理する人など、メンバー間で自然に役割分担ができていきます。

各グループの合意形成の進め方には、ここでも違いがみられました。あるチームは“Glow & Grow”の鍵として「迷った時はチャレンジを選ぶ」「他者と比較せず楽しく過ごす」「情熱を傾けられるものを持つ」の3点を提示。挑戦を富士山登山にたとえ、山頂に到達した時の感動は、実際に登った人にしか得られない。困難に直面しても恐れず、むしろその挑戦を楽しむことで成長できると述べました。

別のチームは、Glow & Growの土台で一番大事なのは「心身ともに健康であること」。そして、「成長には学びへの好奇心が必要」で、自分の学びたいことを知ることが笑顔や幸福、充実感、輝きにつながり、輝きを得た達成感が、次の挑戦につながると話しました。

MWN Japan Annual Summit FY25 チームディスカッションの様子

さらに、幸せの基準は人やその時々で異なり、「Glow & Growの双方を行ったり来たりしながら、人生のステップごとに自分軸で輝くもの」と結論付けました。

どのチームにも共通していたのが「土台」と「チャレンジ」というワードでした。自分の成長や、輝いていると実感できる瞬間は、結局は自分の中にしかありません。ディスカッションを通じて、自分が輝くための様々なチャレンジの機会や信頼できる仲間がいるメドトロニックには「誰もがGlow & Growできる環境が整っている」と改めて実感できたようです。

苦手なことを楽しめるのが成長

第2部は、アジアパシフィックリージョン クリニカル&レギュラトリーソリューションズでシニアクリニカルリサーチダイレクターを務める大浦さんによるスペシャルトークを実施しました。大浦さんは自身のキャリアの中で感じたGlow & Growについて、事前に寄せられた質問に答えながら、自身の考えを語りました。

「“輝く”の定義は人それぞれ違います。人と比べず、内側から元気が溢れ出るような、自分が心地良い状態を見つけることが大切です。手始めに、自分が輝いていると感じることを書き出すと、自らの価値観が明確化するのでお勧めです。」

MWN Japan Annual Summit FY25 大浦さん
MWN Japan Annual Summit FY25 菅原さん

また、リーダーとしての成長を感じるのは「苦手なことが楽しめるようになった」こと。職業人としては「物事を見る視座が変わり、会社の成長、事業への貢献という視点を意識するようになった時だ」と言います。

一方、キャリアについては、自らの失敗談も交えながら「『目標は変えてもいいし、複数の目標があってもいい』と、柔軟に考えることが大切。多くの人と話し、自分と異なる視点を得て初めてブレない自分軸ができあがっていくものだ」との考えを示しました。

自分軸の構築に欠かせない“第三者の目”について、「話を聞かせてほしい、相談したいと言われれば、誰もが喜んで答えてくれるのがメドトロニックの良さです」と話す大浦さん。

その言葉通り、セッションの後半は、上層部スポンサーとしてMWNの活動を支援しサージカル ジャパンのバイスプレジデントを務める熊野さんとの即興トークショーを展開。急な提案にも快く応じた熊野さんとの、軽快なトークで会場を沸かせました。

中でも意外だったのが、二人とも「実は英語が苦手だった」こと。「苦手だからこそ、英語を学ぶことで世界が大きく広がった」という両者の言葉に、参加者たちは真剣に聞き入っていました。

MWN Japan Annual Summit FY25 熊野さん

巡ってきたチャンスには臆せず挑戦を

講演の中で参加者が特に注目したのが、二人のリーダーシップの捉え方です。

熊野さんは「リーダー職といっても構える必要はない。誰もが迷いやストレスはあるが、経験を積むことで乗り越えられるようになる。振り返れば、それが成長だったと気づくはず」と話しました。また、比べる対象は他者ではなく、1時間前、1週間前の自分だと語り、「以前の自分より少しでも成長した未来の自分をイメージして、目の前の課題に一生懸命取り組むことが大切。絶えず改善を繰り返していると、5年後、10年後に大きな差が出る」と助言しました。

一方、大浦さんは30代前半の頃、ピープルマネージャーになることに迷いがあり、1度目は自ら降りた過去を明かします。

「今思えば、リーダーはチームメンバーをコントロールする役割だと思っていたことが、大きな間違いでした。仕事は一人で抱え込まずオープンにし、自分で責任を負い過ぎないことを学び、2回目のチャンスでは「できる、できないは別にして、心から『やってみたい』と思いました。そういう機会はそう何度も巡ってくるものではありません。もしチャンスが来たら臆することなく、ぜひ挑戦してみてください。リーダーだからこそ見える景色がきっとあります」と笑顔でメッセージを送りました。

先人たちのGlow & Growのプロセスは、実はとても身近にあったと気づいた参加者たち。日々の改善とチャレンジ精神、他者の視点を柔軟に受け入れつつ、自分軸を持つ重要性を学ぶ貴重な時間になりました。

MWN Japan Annual Summit FY25 会場の様子(男性社員)
MWN Japan Annual Summit FY25 会場の様子(女性社員)

イベントの最後に、MWN Japan Co-Leaderの高木さんは「今日学んだことをチームに持ち帰り、すべてのメンバーが輝けるヒントをシェアしてほしい」と話しました。MWNは今後も、活動する自分たちが楽しみながら、メンバー同士のネットワーキングを通して、共に成長する機会を提供していきます。

Medtronic Women’s Network(メドトロニック ウィメンズ ネットワーク)とは?

男女共同参画を推進し、様々なライフイベントとキャリア開発の両立を目指し、互いに刺激し、成長しあう社員グループ 。「ネットワーキング」「メンタリング」「プロフェッショナルデベロップメント」「ウェルネス」「MAE =(Men Advocating Equity:エクイティを支持する男性)」の5つのテーマに沿った活動を展開している。

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