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インクルージョン、ダイバーシティ、エクイティ

強みを知り自信につなげ、才能を認め合い共に成長

メドトロニック ウィメンズ ネットワーク(MWN)ジャパンは2023年12月4日、「MWN Japan Annual Summit 2024」を品川オフィスで開催しました。全員対面で実施したイベントには約30人のコアメンバーが参加。“Empower Together”をテーマに、自分の強みを知り、その強みに自信を持ってさらに活かすためのグループワークを実施しました。

リアルなつながりを楽しむ

MWNは男女共同参画を推進し、様々なライフイベントとキャリア開発の両立を目指して、互いに成長し合う社員グループです。2012年の発足当初は、女性が活躍しやすい環境づくりがメインの活動でしたが、現在はコアメンバーの3分の1が男性で、多様なライフスタイルの社員の活躍を目指した活動を行っています。

今回は、普段はウェビナーやイベントなどを主催する立場のMWNコアメンバーによる、コアメンバーのための年に1度のイベントとして企画されました。MWN Co-leaderの小野さんは「今日は私たち自身がお互いから知識や経験、エネルギーをチャージして、さらにいろいろな発信ができるように楽しみましょう」と話しました。

初の試みとして、子連れでも安心して参加できるよう会場横に臨時託児所を設置。遠方から複数の社員が子どもたちと一緒に参加しました。

MWN Japan Annual Summit 2024 会場横の臨時託児所

イベント開始前には、メンバー同士で昼食をとりながら、この後使用する自己紹介カードを作成するなど、気軽に対話ができる時間も設けました。オンラインではつながっていても、リアルで会うのは初めてのメンバーも多く「お会いできてうれしいです」といった会話があちこちで交わされました。

昼食後、事前に作成した自己紹介カードを使用した自己紹介を実施。自然発生的にカードの交換が始まると、さらに会話が弾み、短時間で10枚以上のカードを交換する人もいました。

MWN Japan Annual Summit 2024 自己紹介の様子

自分の思考・感情・行動から強みを知る

第1部は、自分の強みを知り、その強みに自信が持てるワークショップを実施しました。参加者は全員、自分の強みを発見する診断を事前に実施して臨みました。

1グループ3~4人で取り組んだのが「NASAゲーム」です。宇宙船に乗って月面着陸しようとした際に機械が故障し、母船から約320㎞離れた場所に不時着した宇宙飛行士たち。無事に母船にたどり着くために、破損を免れた15のアイテムをどう利用するか。チーム全員が合意できる優先順位をつけるというルールです。

まずは5分間、自分で考えた後、15分間のチームディスカッションへ。開始早々、どのグループも積極的な意見が飛び交います。自分が付けた優先順位と理由を仲間と語り合う中で、異なる考え方や発想に驚いたり、「なるほど!」と共感したり。会場は終始和やかな雰囲気で、時間があっという間に過ぎていきます。

MWN Japan Annual Summit 2024 ワークショップの様子

今回のワークショップの目的は、合意形成が求められる話し合いの中で、自分の強みをどう活かすことができたか、自分の行動や思考のクセを振り返ることにありました。グルーピングの方法は事前に参加者には開示されていませんでしたが、実は同じ強みを持つメンバーで構成、あるいは異なる強みを持つメンバーが揃っているチーム構成などになっていました。同じ強みを持つチームであっても、それぞれの個性が短時間でもはっきり表れたことに驚く様子も見られました。

違いは利点、各自の強みを活かす

MWN Japan Annual Summit 2024 ワークショップの様子

メンバーが持つ強みによって、各グループの合意形成の進め方は大きな違いがみられました。例えば、メンバー全員が「人間関係構築力」に強みを持つチームでは、「全員が発言すること」に重きを置いた話し合いが行われました。誰かがリードするというよりは、まず全員の意見を確認しながら、自分と異なる意見にも丁寧に耳を傾け、寄り添い、“調和”を大事に、合意形成を図るのがこのチームの特徴でした。

一方、「影響力」「実行力」「人間関係構築力」など、全員が異なる強みを持つメンバーが揃ったチームでは、「状況判断と問題の発見」「見つかった問題を一つひとつ深掘り」「合意に向けた整理」といった役割分担を瞬時に実践し、全員が納得のいく話し合いを進めていきました。タイムアップが迫る中、三者三様の「適応力」を発揮して一気に合意に至った際は、個性の違うメンバーだからこその“チーム力”を実感できたようです。

「強み」は同じでも意見が異なること、また自分にはない強みを持つメンバーの才能や頼もしさを発見した参加者たち。違いは利点であり、各自の強みを活かせば難題も解決できることを、このワークショップから学びました。

リーダーだけが得られる利点も 構えず共に挑戦を

第2部は、クラニアル&スパイナルテクノロジーズでバイスプレジデントを務める前田さんによるスペシャルトークを実施しました。事前に寄せられた質問に前田さんが答えるフランクな講演で、キャリア形成のリアルな苦悩や喜びなどに熱心に耳を傾けました。

「キャリアを築く際に心がけていることは?」との質問に対しては「どんなに大変でも、何度挫折しても、常にポジティブな気持ちで仕事に取り組むこと」と回答。自分は大変さがあまり顔に出ないタイプで「もう少しやらせても大丈夫だろう」という雰囲気があったから、いろいろな仕事の機会がもらえたと話します。「悲壮感が漂っている人に大きな機会を提供しようとは思いません。ポジティブな姿勢でいれば見ていてくれる人はいるし、チャンスが舞い込んでくる可能性が増えます」

MWN Japan Annual Summit 2024 前田さんスペシャルトークの様子

「これからの時代に必要なスキルは?」という質問には、自身も悩むと語る一方で「絶対にだめなのは今までの経験と勝ちパターンにすがること。やり方を変える、今までと違うことをやってみるなど、継続性を断ち切る勇気が必要」と指摘。40代半ばで大学院に進学した前田さんは「興味のあることがあれば、学び始めるのに遅すぎることはない」と助言します。

講演の中で参加者が最も注目したのが、前田さんのリーダーシップの捉え方です。管理職としてキャリアを重ねる姿からは想像しがたいですが、リーダーだからといって「全知全能」ではないし、「何かを決める」のは今でも難しいこともあると明かします。

しかし、リーダーになることで「素晴らしい人たちと出会って働く機会が増える」「自分の想像を超える結果が出せることがある」など、リーダーにしか得られないメリットや経験があると言います。

「一度、自分の想像を超える結果を体感すると、やめられなくなります。最初から完璧を目指さず、構えることなく一緒にチャレンジしていきましょう」と笑顔でメッセージを送りました。

柔軟でありながら、これだけは譲れないという信念を貫く、ブレないリーダーとしての姿勢に刺激を受けた様子の参加者たち。講演終了後も次々と質問が寄せられました。

MWN Japan Annual Summit 2024 福留さん

イベントの最後には、MWNアジア・パシフィックリージョンのCo-Chairを務める、エンドスコピーのビジネスダイレクター 福留さんが登場。「“Empower Together”というテーマは、“互いに高め合うこと”。今後もMWNの活動を通して、組織のサポートを受けながら、全社員がプロフェッショナルとして公平な評価を得ることが大切です。次世代への環境整備にも注力しながら、共に成長していきましょう」とエールを送りました。

Medtronic Women’s Network(メドトロニック ウィメンズ ネットワーク)とは?

男女共同参画を推進し、様々なライフイベントとキャリア開発の両立を目指し、互いに刺激し、成長しあう社員グループ 。「ネットワーキング」「メンタリング」「プロフェッショナルデベロップメント」「ウェルネス」「MAE =(Men Advocating Equity:エクイティを支持する男性)」の5つのテーマに沿った活動を展開している。

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