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心臓弁膜症には、弁がうまく閉じられずに血流が逆流する「閉鎖不全」と、弁がうまく開かずに血液の通り道が狭くなって血流が逆流する「狭窄」があります。いずれも大動脈弁と僧帽弁に多い病気です。
心臓弁膜症の原因には、先天性(生まれつきのもの)と後天性(生まれた後に起こるもの)のものがあります。後天性としては、加齢や動脈硬化に伴う弁の硬化によるものが多くなっています。
日本における心臓弁膜症患者さんは推定300 ~ 400 万人といわれており※、人口の高齢化に伴い、年々増加しています。
※米国の弁膜症有病率1)を日本の18 歳以上の人口にあてはめて算出した数
大動脈弁は、心臓の「左心室」と「大動脈」の間にある3枚の弁で、この弁が加齢や動脈硬化などにより硬くなり、うまく開かずに血液の通り道が狭くなる状態を「大動脈弁狭窄症」といいます。
軽症のうちは症状がほとんどありませんが、重症になると左心室から大動脈、さらに全身へ血液が十分流れなくなるため、様々な症状が現れます。
症状が出ると、突然死に至る可能性が高くなります。
進行すると、心臓を動かす筋肉(心筋)が障害され、心臓全体が病気になります。心臓弁膜症は自然には治らないため、重症化する前に治療することが大切です。
1 Nkomo, Vuyisile T et al. “Burden of valvular heart diseases: a population-based study.” Lancet (London, England) vol. 368,9540 (2006): 1005-11. doi:10.1016/S0140-6736(06)69208-8