水頭症

治療法

水頭症の治療

水頭症の一般的な治療は、シャントを留置することです。シャントは、過剰な脳脊髄液を脳室から抜いて、体内の別の場所へ流します。シャントを使えば、水頭症のお子さんや成人の患者さんが、充実した活動的な生活を送る手助けをすることができます。

シャント

現在行われている一般的な水頭症治療は、シャントを留置する手術です。シャントは、脳脊髄液を迂回させて体内の別の場所へ流れるようにします。こうすることで、肥大した脳室は正常に近い大きさに戻り、水頭症の症状を緩和することができます。

シャントはシリコンとプラスチックでできています。シャントの構成部品はすべて皮下に置かれ、体外に残される部分はありません。

内視鏡下第三脳室底開窓術

内視鏡下第三脳室底開窓術(ETV)は、第三脳室での脳脊髄液貯留による頭蓋内圧の上昇を軽減することを目的とする手術です。この手術は「頭蓋内の脳脊髄液を迂回させる」方法で行います。内視鏡を使って第三脳室の壁に小さな穴を開け、過剰な脳脊髄液が正常な脳脊髄液腔の1つに流れていくようにします。

この治療法は誰に対しても適用されるわけではありません。詳しくは主治医に相談してください。

 

本サイトの内容は、医師の診察に代わるものではありません。病状や治療に関しては、必ず主治医の診断を受けてください。