サマリ

医療技術の進歩に伴い、長時間で苦痛を伴う侵襲的な検査や処置が増加しており、鎮静の需要も増加している。鎮静に起因する院内急変事例を経験したことを契機に多職種でのプロジェクトチームでの検討を進め、鎮静による事故防止を目的としたマニュアルを作成し運用している。また、筆者は日本医療機能評価機構認定病院患者安全推進協議会が開催する鎮静の教育研修にも関与しており、併せて紹介する。