概要

より多くの組織採取による診断率の向上を意図して設計された効率的なEUSソリューション

SharkCore™ FNBエクスチェンジシステムは、従来の細胞診から組織診への需要の変化に対応できる機器として誕⽣しました。組織診は細胞の⼀部ではなく、細胞が構成している組織を採取し検査するので、細胞診よりも確実な診断ができます。本品は組織診を可能にするユニークな針先デザインにより病理医が⾏う良悪性等の診断率向上をサポートします。内視鏡医の針刺し事故防⽌のために⾃動的に装着されるセーフティーシースを搭載し、安全性へも配慮するデザインとなっており、⼿技が効率化できる独⾃のデザインにより、貴重な医療資源にも貢献し、患者様の負担軽減にもつながります。


販売名:超音波内視鏡下吸引生検針エクスチェンジシステム
認証番号:302ACBZX00006000

特長

SEE WHAT’S POSSIBLE WITH SHARKCORE EUS DELIVERY SYSTEM

高い穿刺性

SharkCore™ FNBニードルの先端は、穿刺抵抗を低く抑えられる形状であり、Beacon™ FNAニードルよりも少ない力で穿刺することができます。([FOOTNOTE=Based on product development testing data. Data on file (Report #1085 and report #1090).],[ANCHOR=],[LINK=])

視認性向上

ニードル先端の超音波反射部はサンドブラスト加工によって超音波下の視認性が向上しています。

より多くの組織を採取できる設計(従来のBeacon™ FNAニードルと比較して)
  • より元の組織構造に近い状態の検体を採取できるようデザインされた独自のニードル先端形状。1
  • 針先端にはユニークな6つのエッジがあり、少ない穿刺回数で組織採取量がより多くなることを意図してデザインされています。([FOOTNOTE=Internal test report #1085, July 2014 and Internal test report #1090, Sept 2014.],[ANCHOR=],[LINK=]),([FOOTNOTE=DiMaio CJ, Kolb JM, Benias PC, et al. Initial experience with a novel EUS-guided core biopsy needle (SharkCore): results of a large North American multicenter study. Endosc Int Open. 2016;4(9):E974– E979.],[ANCHOR=],[LINK=]),([FOOTNOTE=Jovani M, Abidi WM, Lee LS. Novel fork-tip needles versus standard needles for EUS-guided tissue acquisition fromsolid masses of the upper GI tract: a matched cohort study. Scand J Gastroenterol. 2017;52(6–7):784–787.],[ANCHOR=],[LINK=])
  • 穿刺時の組織のつかえを抑え、より良いコアサンプル採取をサポートします。2-4
誤穿刺リスクを低減

ニードル挿入時には、ニードルプロテクタはBeacon™ EUSデリバリーシステム内にロックされるため、組織採取が可能となります。
一方で、ニードル抜去時にはニードルプロテクタが針にロックされ、針先端がセーフティシースに覆われるため医療従事者の誤穿刺リスクを低減します。

高い互換性と手技の効率化
  • 同じデリバリーシステム内でニードルの種類およびサイズ交換が可能なため、手技中に柔軟に対応することができます。
  • Beacon™ デリバリーシステムはBeacon™ FNAニードル及びSharkCore™ FNBニードルのすべてのゲージサイズと互換性があります。
  • デリバリーシステムを超音波内視鏡と接続したままニードルだけを取り出して検体採取が可能なため、手技を効率化できます。

SharkCore™ FNBエクスチェンジシステムが
「グッドデザイン賞2020」を受賞

プレスリリースはこちらをご覧ください。

グッドデザイン賞2020

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