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肺静脈隔離術

冷凍バルーンアブレーションの流れ

冷凍バルーンアブレーションによる心房細動治療

現在までに、冷凍バルーンカテーテルは11年以上の臨床現場での使用実績を持ち、60か国以上で使用されており、600以上の文献が発表されています1

試験結果やセミナーの記録など、冷凍 (クライオ) アブレーションについて詳しく知りたい方は、e-Thoth™ クライオアブレーション情報ライブラリよりご確認ください。

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冷凍バルーンアブレーションの手技の流れ

現在心房細動アブレーション治療においては、肺静脈隔離術(PVI)が基盤と言われています2。ここでは、冷凍バルーンアブレーションによる手技の流れをアニメーションとイラストで紹介しています。

Arctic Front Advance - (00:33)

冷凍バルーンアブレーションの手技の流れをご覧いだけます。
詳細情報 Less information (see less)

1. 標的肺静脈への挿入

Access Targeted Vein
  • 標的肺静脈にマッピングカテーテルを挿入し、カテーテル先端のバルーンセグメントを左房に留置します。

2. バルーンの拡張・ポジショニング

Inflate and Position
  • バルーンを拡張させ、肺静脈入口部に移動させます。

3. 閉塞確認・アブレーション(冷却)

Complete Occlusion
  • 拡張させたバルーンを標的肺静脈入口部に押しあて、造影剤を注入し、閉塞状態を確認します。
  • 閉塞を確認し、血液の流れを止めた後、冷却を開始します。

4. PVIの評価

Ablate and Assess PVI
  • バルーンが組織に固着していないことを確認し、バルーンを肺静脈入口部から引き離します。
  • 肺静脈が電気的に隔離されていることを確認したら、残りの肺静脈も同様に冷却を行います。

References

1

自社データより(2018年8月現在)

2

2017年HRS(米国不整脈学会)コンセンサスステートメント

Calkins, H et al. Heart hythm. 2017; 14: e275-e444. 

使用目的又は効果、警告・禁忌を含む使用上の注意等の情報につきましては製品の電子添文をご参照ください。