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患者さんストーリー

Interview3(60代男性)

全身の血管の病気とも付き合いながら、趣味を充実させた暮らしを志しています。

透析を始めるきっかけ
透析を始めるきっかけを教えていただけますか?

40代で糖尿病と診断されました。それから約14〜15年はなんとか持ちこたえていましたが、状態が急激に悪化し、すぐに入院し透析をしなければならない状態になりました。考える暇もなく透析に突入しました。

普段のシャント管理で気を付けていることはありますか?

乾燥している時期は、皮膚に痒みが起きていました。別の患者さんがクリームを塗っているのを見て、先生に依頼し、クリームを処方してもらって痒みを抑え、掻かないようにしています。普段はスリルの音をたまに自分で聞くぐらいで、できるだけ気にしないようにしています。でも音が全くしないときや、異常を感じたときは、早めに病院で診てもらっています。ただ自己判断では難しいことが多いです。
 

初めてのシャントトラブルがあったときの内容や治療、その時の気持ちを教えていただけますか?

シャントを初めて作成した2か月後に、技師さんが、「音がしていない」と、異常に気付きPTA(経皮的血管拡張術)を受けることになりました。透析の施設ではPTAを受けられなかったため、PTAを受けられる別の施設を紹介してもらい、受診しました。先生からとにかく最初に「手術は痛い」と刷り込まれましたが、確かに本当に痛かったです。
 

PTAの頻度やその思い
PTAの頻度やその思いを教えていただけますか?

PTAをした後は3か月おき(場合によっては2か月)に受診していますので、1年に複数回診てもらっている状態が7〜8年続いています。そして、1年に2度程PTAを受けています。診察の流れとしては、先にエコーで診てもらい、先生の診察を受け、PTAをするもしくは次回の受診予約をします。透析のクリニックでも、何か異常を感じたときは診てもらい、受診すべきかアドバイスをもらっています。

薬剤コーティングバルーン(DCB)を使うようになったきっかけと、気持ちの変化を教えていただけますか?

初めてDCBを使ったのは2024年の冬ごろです。先生からは、その1年以上前からDCBのことは聞いていました。しかし、DCBに限らずですが、私が新しいものに対して慎重な性格なので、初めてDCBのことを聞いた時点では、新しい製品(DCB)は大丈夫なのかな?と心配で、今までと同じPTAで良いと思っていました。そのころからもう1年程経過したので、DCBも広く使われるようになっただろうし、もう大丈夫かな、そろそろDCBを使ってみようかなと思いました。まだDCB使ったばかりなので(2025年初にインタビューを実施)、DCBの効果が私にあるのかはわかりません。DCBを使用したからといって、普段のPTAと違うことは何も感じませんでした。今回、初めてDCBを使ったので、次のPTAまでの期間がどのくらい伸びるのか楽しみです。
 

これからのシャントとの付き合い方を教えていただけますか?

脳梗塞も経験していますので、シャントだけでなく全身の血管が衰えてきているのではないかということで、頸動脈や足の静脈など全身の検査を受けています。検査結果は黄色信号ですので、今のうちに何らかの対処ができればと思っています。日常生活を頑張っていても動脈硬化はどうして進むのか、と不思議に思いながら検査結果を見て過ごしています。1日1日気をつけながら過ごしています。
 

最後に今後の個人的な楽しみなどを教えていただけますか?
望遠鏡で月や木星や土星を観察する

私の趣味は将棋と天文ボランティアです。将棋は、高校生の時に「歳をとってもできるから」と思い、始めました。歳もとってきましたが、将棋の駒さえあればいつでも、どこでもできるので、これからの人生でさらに楽しんでいきたいなと思っています。天文ボランティアは、博物館で月に1〜2回開催される星空観察会というイベント(博物館の望遠鏡で月や木星や土星を観察する)で、サポートをしていました。コロナの時期は休止していましたが、最近イベントも復活したので、またサポート出来たらと思っています。ロマンにあふれています。

患者さんストーリー

Interview1(60代女性)

Interview1(60代女性)

PTAを繰り返し受けていますが、今はあまりストレスなく透析生活を送っています。

Interview2(50代女性)

Interview2(50代女性)

閉塞を経験したことで、シャント管理により意識を向けています。

Interview3(60代男性)

Interview3(60代男性)

全身の血管の病気とも付き合いながら、趣味を充実させた暮らしを志しています。