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社員ストーリー

信頼できる新たな選択肢の提供と、臨床開発のミッションに向けて

原田さん 2017年7月新卒採用
クリニカル・メディカルアフェアーズ 臨床開発戦略推進 Division1

アメリカ・ニュージャージー州で生まれ育ち、ニューヨーク州立大学ビンガムトン校・大学院で医用生体工学(Biomedical Engineering)を専攻。2017年に新卒入社。クリニカル・メディカルアフェアーズで市販後調査を経験後、現在は治験・臨床研究の業務に携わっている。

市販後調査から治験・臨床研究へ異動

メドトロニック本社の会議室で話している原田さん

2017年、メドトロニックへの入社が決まり、生活拠点を日本に移して私の社会人生活がスタートしました。

配属はクリニカル・メディカルアフェアーズ 市販後調査(PMS)。製造販売後承認(新しい医療機器の販売が国から承認)された後に市場で使用されている医療機器の安全性と有効性を調査する部門です。下肢の末梢動脈疾患(動脈硬化の進行によって主に足の動脈が狭くなったり閉塞したりして、十分な血液が流れなくなってしまう病気)に対応する血管内治療デバイスなどを担当しました。

複数の市販後調査を経験していく中で、責任者として担当した調査を開始してから5年をかけ終了したのを機に、同じ部内でも今度は市販前の製品を扱うチームに異動させていただきました。それが現在所属しているクリニカル・メディカルアフェアーズ 臨床開発戦略推進 Division 1のチームです。治験・臨床研究を実施し、上市前の医療機器の安全性・有効性を確かめ、国(厚生労働省)からの承認を取得するまでの業務を行います。

現在は血管外植込み型除細動器(致死性不整脈を感知し、心臓に対して電気刺激を加え、規則正しいリズムを戻す機器)の治験を担当しており、待ち望んでいる患者さんや治療に携わる医療現場に、新しい医療機器の選択肢お届けするのが現在の私の役割です。

多様なバックグランドの仲間と自分に合ったワークライフバランス

所属するクリニカル・メディカルアフェアーズは、所属する半数以上を女性が占めるという部署。年齢もバックグラウンドも様々な仲間がいる中、一人ひとりが自分にあったワークライフバランスを確立できるのが魅力です。

電子化が進んだことで、ほぼ在宅での勤務が可能となり、私の場合コロナ禍を経た今も出社は月1回程度です。同じチームのメンバーとは、Webでもカメラを通して表情が見えるようにして、一体感を感じられるようにしています。 在宅での仕事でもメリハリを持って、働きやすく効率的にできるようみんなで工夫しています。

意見や考えを積極的に発信して行動へ移せるよう日々チャレンジ

メドトロニックへ応募したのは、友人のお母様がメドトロニックのペースメーカを使用していて、製品に対する信頼を聞いたことがきっかけです。医療業界のリーディングカンパニーとして大きな影響力を持ち、製品の数だけではなく、パイプラインの幅広さが魅力でした。臨床開発の経験を身につけ、社内外から信頼され、業界へインパクトを与えられる人材になりたいと決意いたしました。

メドトロニックの共同創業者、アール バッケンの「Ready, Fire, Aim」という言葉があります。準備・計画・実行というプロセスも大事だが、先ずは行動して、それから軌道修正していくことも大切ということを表しております。自分が興味関心を持つこと、課題に対する意見や考えはどんどん発言し、行動へ移せるように日々チャレンジしています。チームの異動で治験・臨床開発に取り組んでいるのも、私自身のチャレンジの一部かもしれません。

メドトロニック本社の窓のある会議室で笑顔で話す原田さん

専門知識を広げ深めるため社内での経験やトレーニングを活用

この3年間を振り返ると、様々なフェーズの臨床試験に携わることができたことから自信につながったと思います。市販後調査では、リアルワールドのデータを文献化できましたし、治験では、市販前の医療機器に対する先生との協議も大事な経験だと考えています。もちろんこれからさらに治験・臨床研究のスタディーチームの一員として業務(製品)領域を広げていけますし、そういう機会を自分から積極的に取りに行って専門知識を広げ、深めていきたいです。

また、社内には製品や事業部の業務・功績を学ぶための動画や資料がe-learning(Medtronic Academy)として整備されております。こうしたあらゆる環境を糧として自身のキャリアに活用していきたいです。

メドトロニックは多様な文化や考え方の中で働ける環境

私はアメリカから日本に生活拠点を変えて、利便性や安全性の面などで「暮らしそのもの」の違いや、業務で関わる社内外の人とのやり取りで様々な発見がありました。これは文化的側面を知ることでもあり、自分の人生に厚みをもたせてくれていると感じています。

メドトロニックは、世界同時の製品提供(上市)をめざし、国際共同治験が多数実施されている中で、海外拠点との連携も多くあります。短期間ローテーションで海外勤務する方も増えてきて、自分自身も今後は海外での挑戦を目標としていきたいと思います。そのため、異なる文化・言語・考え方を持つメンバーと働いてみたいという方にも最高の環境と言えるのではないでしょうか。

品川オフィスの屋外で PC を持って見上げる原田さん

※掲載記事の内容は、取材当時のものです。

2020年当時の原田さんのストーリーも公開中です。

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