Your browser is out of date

With an updated browser, you will have a better Medtronic website experience. Update my browser now.

×

Skip to main content

社員ストーリー

尊敬し合える仲間と共に医療革新に貢献

CRM (カーディアックリズムマネジメント) 社員座談会

メドトロニックの中核部門として、心臓デバイス市場をけん引し続けるカーディアックリズムマネジメント(CRM)。同部門の社員3人が働き方の多様性や仕事のやりがい、チームの協力体制などについて語り合います。

プロフィール

井崎さん(写真 左)
カーディアックリズムマネジメント Centralリージョン 横浜ブロック

手島さん (写真 中央)
カーディアックリズムマネジメント マーケティング ダイレクター

扇田さん(写真 右)
カーディアックリズムマネジメント イーストクリニカルスペシャリストⅠ シニアクリニカルスペシャリスト

新卒も転職組も活躍できる環境

-メドトロニックでのキャリアを教えてください。

手島:中途採用で入社し、初年度は札幌支店でクリニカルスペシャリスト/セールスを1年間経験しました。2年目に本社の臨床開発部に異動して以来、クリニカルとして約12年間国際共同治験や市販後臨床研究などを担当しました。その間1年間の米国勤務も経験し、現在はマーケティングに異動して4年目です。

扇田:私も中途採用で手島さんと同じ札幌支店に配属されました。アソシエイトクリニカルスペシャリスト、セールス、クリニカルスペシャリストと同じ部門内で何度か職種を変更していますが、入社以来一貫して営業を担当しています。産休育休を約1年8カ月取得して、2021年4月に復帰しました。

井﨑:新卒で入社し、1カ月間の新人研修を経て東京支店に配属されました。クリニカルスペシャリストとして3年間勤務した後、念願のセールスに異動して4年目です。

それぞれの職種にやりがい

笑顔で答える扇田さん

-CRM内でもキャリアの多様性があるのですね。

扇田:私はクリニカルスペシャリストに興味があり、大手生命保険会社から転職しました。「営業はもうしたくない」とお話して入社したので、2年後にセールスに配属された時は少し不満でした。生命保険の営業とは大きく異なること、セールスとクリニカルスペシャリストに大きな差はないと理解してからは仕事が楽しくなり、2015年にはプレジデント・クラブ・アワード1 を受賞できました。その後、念願のクリニカルスペシャリストに転向しましたが、今は‟営業”という職種の一員として貢献したいと思っています。

井﨑:私は扇田さんとは逆に、クリニカルスペシャリストからセールスへの転向を希望しました。3年間セールスのサポートをしながら、担当エリア全ての施設の医師らとコミュニケーションをとるうちに、自分の担当施設を持ち、数字として結果が残せるセールスの仕事に魅力を感じたからです。

手島:井﨑さんはセールス2年目でアワードを獲得しましたね。

井﨑:実は1年目はとにかくがむしゃらに行動していて、成績もよくなく、どうしたらいいのか悩む日々でした。2年目にはどういう点を改善すればいいか、担当施設の医師の先生方ともお話をする中で「井﨑くんを応援しているよ」と言っていただいたのです。自分なりに考えて試行錯誤していることをご存じだからこそのお言葉だったと思いますが、先生方に良い報告ができたときはうれしかったです。アワードの受賞式で先生方からサプライズで「井﨑くん、おめでとう!いつもありがとう」などのお祝いのコメントを動画でいただき、感極まってうれし泣きしてしまいました。

扇田:医師との距離が近く、密なコミュニケーションをとれることがセールスの魅力ですよね。私は担当施設だけでなく、より広い視野で医療にアプローチしたいという想いがありました。現在は函館に住みながら、担当エリアは埼玉県以北と広域に及びます。医療の地域差なども痛感する日々ですが、自分のやりたい仕事ができる喜びを感じています。

やりたいことは声に出し続ける

笑顔で答える手島さん

井﨑:手島さんは元々マーケティング希望だったのですか?

手島:最初はあまり考えていなかったです。前職の日系医療機器の会社でR&Dの仕事をしていたので、医師とともに論文を書いたり、エビデンスを用いて自社製品をどう市場にアピールするかを考えたりする‟クリニカルマーケティング”には興味がありました。CRMのクリニカルでは希望に近い仕事をさせてもらっていたのですが、将来のキャリアについて上司に相談したところ「やりたいことをシートに書いてみるといい」とアドバイスをもらい、やってみたら、自分はやはりマーケティングだと気づきました。

扇田:行きたくても誰もが行ける職種ではありませんよね。

手島:タイミングも良かったのだと思います。タイミングと言えば、米国勤務もまさにそうでした。英語力が足りなかったり、会社の予算が取れなかったり、なかなか実現できずにいたときに、米国から来日した開発者に「行きたいと言い続けることが大事」と助言されたんです。その言葉を信じて、あきらめずに言い続けていたら本当に実現できたので、希望を口に出し続けることの大切さを実感しました。

充実した教育・研修制度

ノートPCを膝に乗せて笑顔の井﨑さん

井﨑:新卒は入社後約1カ月間、新人研修を受けます。配属後は新卒も中途採用も、現場同行と座学のトレーニングを隔週で約半年間受講するなど、教育・研修体制は非常に充実しています。CRMは自社製品の優位性をいかに分かりやすく医師に伝えられるかも重要です。医師を納得させられる知識や高いコミュニケーションスキルを磨くには、それなりの時間がかかります。私は完全に独り立ちするまで約1年半かかりました。

扇田:1年半はかなり早い方で、現場に出るためにはまず日本不整脈心電学会が認定するCDR2 の資格取得が必須です。心臓デバイスの知識が全くなくても、万全の教育体制でサポートしてもらえます。ただ、人生で一番勉強しました(笑)。たとえ営業の経験があっても、医師に説明するとなると難しくて最初は苦労しました。研修後に製品について同期と語り合う時間がよい練習になっていた気がします。

井﨑:私のように早く独り立ちしたい人も、自信を持ってから現場に出たい人も、その人のペースに合わせてサポートしてくれるのが当部門の良い所ですよね。

医療業界で働く魅力

ミッションと手島さん

手島:医療は人が健康に生きていく上で欠かせないものです。人の役に立てる社会貢献度の高い仕事ですし、ベッドで寝ていた患者さんが再び歩けるようになるなど、自社製品によって劇的に回復する姿を目の当たりにできることが一番の魅力かもしれません。

井﨑:私は元々医学部志望でした。成績が届かず挫折しましたが、医療業界に携わりたくて、大学では創薬の研究をしていました。就職活動中にたまたまメドトロニックの1日インターンに参加して、薬にはない医療機器の力を知りました。医師との関係性や医療への貢献度など、話を聞けば聞くほど医療機器メーカーで働く先輩が輝いて見えました。手術のサポートをする機会があることも私には魅力的でした。

扇田:現場の先生方や患者さんに自分が必要とされている、縁の下で社会を支えられていると実感できることに魅力を感じています。医療業界を目指して転職したわけではない私でも、今は「痛みをやわらげ、健康を回復し、生命を延ばす」というメドトロニックのミッションがしっかりと根付いています。

CRMで働く魅力

井﨑:私はCRMが第一希望でした!患者さんに一番近く、術後のフォローまでできるのは心臓ペースメーカを扱うCRMだと思ったからです。患者さんが健康を取り戻していく喜びを近くで感じられ、想像していた通りの達成感ややりがいを感じています。

手島:心臓ペースメーカはメドトロニックの起源で、CRMは創業者の想いが詰まった部門です。本社業務はグローバルとのやり取りも多く、海外志向の方にもやりがいがあると思います。また、業界のリーディングカンパニーとして、業界全体のことを考えて働くことが求められます。それ故に医師からの期待も高いですが、一人でも多くの患者さんを助けることを目指して努力を続ける、意識の高いメンバーと共に働ける環境に私は価値を感じています。

笑顔で話す井﨑さん

井﨑:心臓に植込みされるペースメーカは患者さんの一生に関わる製品です。それだけ重要な製品について、医師のパートナーとして話ができるのは当部門だからできる仕事だと思います。その分責任も重いですが、医療従事者や患者さんからの信頼を感じながら仕事ができるのは幸せなことです。

扇田:CRMは、創業以来一度もぶれることなく植込み心臓デバイス市場をけん引し続け、革新的な新製品を次々に開発し提供しています。治療の概念自体が変わるイノベーションを何度も実感できることは大きな魅力です。時に革新的過ぎて、社員ですら懐疑的になることもありますが、患者さんのためにこの会社が開発した製品は間違いなく信用できますし、自信を持って顧客に届けられます。自分も開発者とともに社会を変え、医療に大きな変革を生み出していると実感できるのもCRMで働く魅力でしょう。

手島さん:製品に自信があるからこそ、誇りを持って仕事ができます。「業界内シェアを上げる」ことは、患者さんに「一番良い製品を届ける」ことですから。

キャリアプランに応じて他部門への挑戦が可能

-キャリア転向はしやすい環境でしょうか。

手島:個人の希望やライフステージによって、働き方を柔軟に変化させながら続けられる環境だと思います。目の前のことに一生懸命取り組んで、結果を残す必要はありますが、やりたいことを本当に実現できる会社です。

井﨑:営業は日頃から本社のいろいろな部門と接点があります。周りの先輩方を見ていると、社内の異動はしやすいと感じています。チームの理解やサポート、全社的な協力体制があるので将来のキャリアの選択肢が広がる一方で、どの部門も魅力的で逆に悩みます(笑)。

手島:多様な職種を経験することで視野やコネクションが広がり、さまざまな視点から物事を考えられるようになります。チーム内に多様な経験を積んだメンバーが集まることで価値のある議論ができ、個々の力を最大限に発揮できるので、働き方の多様性は重要です。

子育てと仕事の両立も、一人で悩まずチームで解決

笑顔で答える扇田さん

-女性の営業職が子育てと仕事を両立するコツは?

扇田:産休前と同じ仕事を続けられるのは、支えてくれる上司や同僚の存在が大きいです。 制度が整っていても、実際に利用するときに周囲の理解を得られるか、周りにどのくらい負担をかけてしまうのかが想像できず、育休取得前後はとても不安でした。そんな私を気にかけて育休中も「絶対に戻ってきてね」と声をかけてくれて、復帰後も「困ったときはその都度、問題を解決していけばいい」と支えてもらっています。夜遅くの業務や会議はまだ気軽には請け負えませんが、サポートしてもらっている分、自分も何らかの結果を出す努力を怠らずに会社に貢献したい想いが一層強くなります。

-多様な働き方を受け入れる風土が根付いているのでしょうか。

扇田:同僚や上司の人柄もあると思いますが、「一人で悩まなくていい」という雰囲気があります。私の困りごとを、気づいたら周りが調整して解決するように積極的に働きかけてくれるので、本当にありがたいです。今後は出産後も営業の仕事を続ける女性社員がさらに増えると思います。その方にとって最適な問題解決の方法をみんなで考えられる風土みたいなものが、全社的に広がっていくように私も貢献したいです。

井﨑:扇田さんのような先輩の存在は心強いです!

扇田:私は女性だから働きにくいと感じたことはなく、妊娠・出産、子育てを通じて初めて働き方の多様性について向き合いました。今もまだあまり課題に感じていないのは、周りの協力のおかげです。

手島:産休育休に限らず、介護など社員のライフイベントを考慮した協力体制をさらに推進する必要があると考えています。制度をつくるだけでは不十分で、気兼ねなく使える雰囲気や周囲の理解が重要です。男性も育休取得が当たり前といった意識改革にも力を入れていきたいですね。ダイバーシティのある人材を重要視する取り組みは進んでいる方ですが、心理的安全性を担保しながら、自由に発言できる文化の醸成にも一層取り組んでいきたいです。

今後チャレンジしたいこと

井﨑:今後のキャリアの視野を広げるためにも、一度は米国のオペレーション本部で働いてみたいです。女性も営業で普通に活躍できることを証明するために、もう一度アワードの獲得を目指してがんばります。

手島:チームメンバーがベストな職場環境で働けるように、多様性のある働き方を追求していきたいです。井﨑さんのような意欲ある社員が、一人でも多く海外勤務を体験できるような働きかけも担っていければと思います。

扇田:私は医師とリモートでコミュニケーションを図る‟インサイドセールス”という新しい営業アプローチに挑戦しています。直接訪問以上の手厚いサービスを顧客に提供できると同時に、自宅にいながら全国の医師とつながれる手法で、社員のライフステージの変化にも柔軟に対応できます。働き方の多様性を支える一つの形になると感じているので、顧客にも浸透するように努めていきたいです。

手島:本社業務では既に居住地にこだわらない働き方が浸透しています。地方に住みながら本社の仕事をする人も多いですし、配偶者の転勤など家庭の事情にも柔軟に対応できるなど働き方の多様性はより一層広がっています。

扇田:メドトロニックは制度をちゃんと利用できるのがいいですよね。私は保育料などの育児費用補助が利用できて助かっています(笑)。

井﨑:英語やビジネススキルに関するトレーニングや自己啓発サポートも充実しているので、利用しないともったいないです。

扇田:メドトロニックの社員って、趣味も仕事も全力で取り組む人が多い気がします。

手島:バイタリティがあって、これだと思ったら突き詰める力のある方が多いので、いろいろな分野の専門家みたいな人がいます。

扇田:困ったことがあったら、社内の誰かに聞いたら解決します(笑)。かといって、優秀な人しか活躍できないわけではなくて。私のように能力は平凡だけど、一生懸命仕事に取り組んでいれば、会社に貢献できるところがメドトロニックの真の強みです。

手島さん、井﨑さん、扇田さん 集合写真

人を助けて、自分も成長したい人を歓迎

扇田さん:メドトロニックの強みは変化への対応力です。ライフステージが大きく変わっても、変化を受け入れてサポートし合う体制があるので、安心して仕事が続けられます。キャリアや働き方も誰かの後を追うのではなく、ご自身で新しいやり方を切り拓いていくことを周囲は応援してくれるでしょう。

井﨑:メドトロニックは新卒の就職先としてもお勧めできます。少なくとも私には辞める理由が一つもありません。常にモチベーション高く働ける環境を求める方、やりがいのある仕事に就きたい方にぜひ挑戦していただきたいです。

手島:メドトロニックは人材の多様性が重要と考える会社です。比較的自由な職場環境や人間関係がある中で、厳しさや誇りをもって仕事に取り組む仲間とともに成長したい、自分の成長を通じて人を助けたい想いがある方なら、メドトロニックで働くことに満足していただけると思います。メドトロニックのミッションに共感される方がいらっしゃいましたら、ぜひ一緒に働きましょう。

CRMの営業がどのような仕事を担当しているのかについては、YouTube 公式チャンネルの動画もご覧ください。

メドトロニックで働くということ(YouTube 公式チャンネル)

部門リーダー 芳賀 聡 からのメッセージ

芳賀さん

プロフィール

芳賀 聡 カーディアックリズムマネジメント ヴァイスプレジデント
大手鉄鋼メーカーを経て1996年に財務部門に入社。2005年より5年間の米国赴任を経験後日本に帰任。複数のビジネスリーダーを経て現在に至る。

充実の教育・研修体制で医療業界未経験者も活躍、患者さんの健康回復に貢献できるよろこびを共に

メドトロニックは、創業者であるアール バッケンが1950年代後半に世界初の電池式体外型心臓ペースメーカを開発したことが始まりです。CRMは、メドトロニックの屋台骨である体内植込み型ペースメーカや除細動器をはじめ、不整脈や心不全など心臓慢性疾患を対象とする製品を多数取り扱っています。

当部門で働く醍醐味はまさに、心臓に疾患を抱えてベッドで寝ていた患者さんが、弊社の心臓デバイスを体内に植込むことで再び起き上がり、自分の足で歩き、健康を取り戻していく姿を目の当たりにできることです。自社製品やサービス、医師への情報提供などを通じて、患者さんの健康回復に貢献するという社会貢献度の高さも、仕事のやりがいにつながっています。

CRMは「痛みをやわらげ、健康を回復し、生命を延ばす」というメドトロニックのミッションを、最も身近に感じられる部門と言っても過言ではありません。メンバーはこのミッションを深く理解し、自分が何のために働いているのかを常に考えながら行動しています。そのような意識の高いプロ集団と共に仕事ができることも魅力であり、当部門の強みでしょう。

心臓ペースメーカなどの最先端医療機器を扱うには日本不整脈心電学会が認定するCDR2の資格取得が必須です。難しい資格ですが、入社から約1年後の取得を万全の教育体制で支えます。取得後もチームの手厚いサポートがあり、植込み型心臓デバイスの知識が全くない方でも約2年後には独り立ちして、現場で活躍できる教育・研修体制が整っています。

CRMは新卒や異業種からの転職組など、多様なメンバー構成も特徴の一つです。インクルージョン、ダイバーシティ&エクイティ(ID&E)を重要視する文化で、異なる意見も臆さず発言できるように「発言内容と人格は切り離して考える」を部門内で徹底するなど、誰もが声を上げやすい風土の醸成にも積極的です。現在、女性社員の割合は約20%ですが、早い段階で30%に引き上げ、長期的には50%にすることが目標です。目標の実現に向け、子育てとキャリアを両立しながら活躍する女性営業職の育成を一層推進していきます。

心臓デバイスを提供するリーディングカンパニーとして医療従事者からの信頼も厚く、メンバー全員がその自負を持って働いています。一方で、変化の波が早い現代では、解決すべき課題もまだまだあります。いかなる変化も受け入れ、率先して対応するためには新しい風が必要です。我々のミッションに共感し、新しい視点やこれまでの経験を生かして医療に貢献したいという熱い志のある方の応募を、心よりお待ちしています。

1 プレジデント・クラブ・アワード:卓越した業績を収めた営業社員を表彰する表彰制度

2 CDR:CDR (Cardiac Device Representative) とは、植込み型心臓ペースメーカや植込み型除細動器(ICD )等についての専門的な医療機器 情報や医療技術情報を提供するものを指す。CDR 認定制度は、植込み型医療機器の適正かつ安全な使用のために、専門的な技術と知識を有し、かつ医療関連企業あるいは医療機関の従事者として高い倫理観を備えた専門家の育成を目指す制度。CDR の認定を受けるには、所定の講習会やセミナー を受講し、米国不整脈学会関連団体が実施している国際的な試験であるIBHRE(International Board of Heart Rhythm Examiner )検定試験に合格することが要件で、さらにいくつかの必要条件を満たしたものを日本不整脈心電学会が認定している。

メドトロニック日本法人 公式SNS