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社員ストーリー

このデバイスで日本の治療を変えられる

NV (ニューロバスキュラー) 社員座談会

脳の血管を開頭手術なしで治療する技術で、たくさんの患者さんの生活をより良いものへ変えていこうとしているニューロバスキュラー。異なるキャリアを持つ3人の目線で、その仕事について語り合います。

プロフィール

伊藤(進)さん(写真左)
ニューロバスキュラー ナショナルセールスマネージャー
大学卒業後、脳神経外科領域を扱う医療機器メーカーに就職。2011年キャリア入社。ニューロバスキュラー部門の立ち上げを営業として推進し、現在、営業責任者として活動中。

伊藤(美)さん(写真中央)
ニューロバスキュラー 東京ブロック
大学での所属は英語学科。4年間を通してチアリーディングで活動。2021年4月新卒入社。東京ブロックの営業担当として活動中。

ウィリアムズさん(写真右)
ニューロバスキュラー マーケティング シニアマーケティングスペシャリスト
医療機器メーカーで営業、マーケティングを経験後、2022年1月にキャリア入社。プロダクトマーケティングとして活動中。
*2022年11月~2023年7月産休・育休を経て復帰。

ニューロバスキュラーの直訳は Neuro(脳神経)vascular(血管)、どのような部門ですか?

伊藤(進):脳梗塞やくも膜下出血など、脳卒中の治療に不可欠な製品を扱う部門で、さらに“開頭しない手術”によって患者さんのQOL(quality of life、一人ひとりの生活の質)をサポートしている部門です。足の付け根からカテーテルを挿入し、血管の中から脳の病変部を治療するため、開頭手術と比べ体への負担が少なく、とてもニーズの高い分野です。具体的には、脳血管内に挿入する「塞栓コイル」や「血栓除去用デバイス」、それらを体内で誘導する「カテーテル」などを扱っています。

みなさんキャリアが異なります。仕事の特徴は?

NV 社員座談会で話している伊藤(美)さん

伊藤(美):営業として東京と千葉に担当施設を持っています。医師とコミュニケーションを図り、製品や手術の勉強会を行ったり、症例対応をしたり。また手術が安全に遂行できるようサポートします。非常に有効な手術法ですので、多くの医師が興味を持ち「この手術をメドトロニック製品でやろうと思うけど、どう思う?」、「こういう疾患に対応したデータや症例を知りたい」など、日常的にいただくご相談にも対応し製品をご紹介しています。

ウィリアムズ:プロダクトマネジャー(プロマネ)を担当しています。製品の普及が目的ですので、「どうしたら医師が製品を使い患者さんを救えるか」を考えています。やりがいは戦略を立てるところだと思います。そのためにはニーズを引き出すことが大切ですので、日々医師と接している営業担当と連携し、現場で起こっていることを情報収集しています。また全国的なデータ、症例はもちろん、現場の意識の変化などもキャッチし、情報をまとめた上で戦略を立てます。それを営業と共有し「一緒に走っていこう!」とまとめていく力が大切な仕事ですね。

伊藤(進):エデュケーションチームとの連携もあるよね。エデュケーションは社内メンバーや取引先である先生たちの教育をサポートする重要なチームです。プロマネはそのみんなの中間にいて、繋ぐ役割を担ってくれていますね。

ウィリアムズ:はい。プロマネは部門、職種を超えて薬事、品質保証、そしてグローバルともコミュニケーションを取る架け橋のような存在です。皆さんとのディスカッションがやっぱり楽しい。自分で考え発信したことを皆さんが一旦受け入れてくれ、本音でしっかり意見交換をした上で走らせる環境はとても刺激になり勉強になります。そこが好きでずっとプロマネをやっているのだと思います。

伊藤(進):営業組織全体の責任者として営業個々の活躍を考えています。例えば伊藤(美)さんがどれだけ活動しやすい環境か、マーケティングのウィリアムズさんと伊藤(美)さんでコラボレーションして、より効果的な取り組みができるよう環境整備をしよう、などです。そして結果を出したいので、常にリーディングカンパニーであるためにどうすべきか考え、活動しています。

命に直結する疾患の製品を扱う仕事。大きな責任を担っている実感はありますか?

伊藤(進):はい。ですからトレーニングはとても充実しています。当部門の新卒の場合1年間トレーニングを積み、2年目から営業活動を始めます。川崎にトレーニング施設があり、約2ヶ月の合宿トレーニングも行います。期間中、毎週テストがあり90点取れないと再試験になってしまうので、みんな真剣そのもの。新型コロナウイルスの影響で今はやり方を変えていますが、研修の充実度はメドトロニックの自慢の一つでもあります。

伊藤(美):私は合宿のチャンスはなかったのですが、部門への配属が1人だったこともあり、むしろ1対1で毎日トレーニングを設けていただきすごく充実した時間を過ごしました。

伊藤(進):私たちは命に直結する疾患の製品を扱います。どれだけ正確な知識を身につけ、医療従事者と共にどれだけ多くの患者さんを救えるか、どれだけ社会に貢献できるかがやはり大きなやりがいです。「このデバイスで日本の治療を変えられる」と思っていますし、現在の主力製品は発売から7年が経ちフォローアップまでの5年間が終わり、私自身は一つの目標をクリアしています。この先ニューロバスキラーをさらに成長させ、次の新しいデバイスも展開していきたいです。

伊藤(美):営業現場では、メドトロニックと医師とが一緒になって、新しい治療法を確立していっています。今数千症例あり、さらにその経験を元にこうしたらいい、ああしたらいいと、さらに良い治療法を一緒に作り上げている。それに関われているのは大きなやりがいです!

ダイバーシティを進め、営業の積極採用を継続中と伺っていますが?

NV 社員座談会で話している伊藤(進)さん

伊藤(進):ニューロバスキュラーは12年前に立ち上がった部門で、当時に比べて売り上げ規模は大きく伸びています。けれどまだ過渡期であり、全てをみんなで作り上げている部門だと思います。現在、営業担当の女性はまだ少ないので、女性を積極採用したいですし、女性の管理職も誕生してほしい。もちろん私生活も大事なので本人が望むならば結婚、お母さんという側面も両立してほしい。ウィリアムズさんはそれを実現されていますよね。

ウィリアムズ:実は転職活動中に沖縄に引っ越さなければいけない状況になって…。メドトロニックは多様な働き方を歓迎していると聞き、サポート体制もすごく整っていたので入社を決めましました。学会出席や出張もありますが、基本リモートワークで、完全に沖縄を拠点に仕事をしています。また先月、産休・育休を終えまして10カ月間ぶりに仕事に復帰しました。

伊藤(進):僕は子育て経験者なので育児の大変さは実感しています。当部門でも数週間の育休を男性社員が取るようになっているし、来年は長期休暇を取得予定の社員もいます。その1人分をどうカバーするか、部門としては制度化していく必要があると考えています。パートナーあっての自分、二人で一人です!家庭生活をきちんとサポートする制度を作ることも、これからの会社の大切な役目ですよね。

ウィリアムズ:仕事もしたいし家族も欲しい。それは夢でもありました。相談した時にまず上司から「おめでとう!」と言葉をいただいて、スムーズに産休に入らせてもらって。休暇中も定期的に「どうですか?」とアップデートしてくれ、会社の状況をお知らせいただき安心でした。復帰時もすごくウェルカムな雰囲気でとてもありがたかったです。

伊藤(進):ベビーシッターを頼めて費用負担もしてくれるなど、良い制度がたくさんあります。女性を中心に働き方改革を推進しているMWN(メドトロニック ウィメンズ ネットワーク)には、ニューロバスキュラーからも男性のマネジャーが参加しています。制度についての広報もされていますね。

3人が考えるメドトロニックの多様性はどんなところにありますか?

ウィリアムズ:例えばバックグラウンド、住んでいる場所、経験してきたこと。新卒もいれば、中途もいる。医療業界経験者もいれば全然違う業界から来た人もいる。年齢の違いはもちろん、シングルもいれば既婚者もいる。社内では比較的小規模な部門ですが、いろいろな人がいます。

伊藤(美):個性がありますよね。そんな中で「やっぱり1位になりたい」という思いがみなさん強くて、「だからいい仕事をしよう!」って思いを共有して頑張っていますよね。

伊藤(進):結局、患者さんを助けることが増えれば増えるほど実績となって、結果さらに信頼を得ていくことができる。日本はこの血管内治療がまだ少ないので、海外に追いつくとなると本当に変わる。その過渡期にいるので面白いフェーズだと思います。多様な仲間に集まっていだたいて、この勢いを加速させていきたい。

NV 社員座談会で話しているウィリアムズさん

ウィリアムズ:メドトロニックは開発が早いです。研究開発に投資を惜しまないので続く製品があり、そのもっと先の製品までラインナップがあります。ワクワクするし、マーケティングとしての面白さもあります。仲間が一つになってその製品を広め、医師、患者さんに貢献していきたい。

伊藤(美):新しいデバイスを浸透させている成長段階。医師と一緒に歩いていくのは面白いし、やりがいです。その分、知識をいっぱい吸収しないといけないけれど、メンバーと共に働き、それを越える楽しさも感じています。バックグラウンドの異なる先輩方がたくさんいらっしゃるので、脳の知識以外にも人生経験を聞くこともためになる。教えてくださった先輩のためにも頑張りたいって思えます。

この領域ならではの特徴はありますか?

ウィリアムズ:真面目で勉強熱心な医師が多く、実際に現場で手術をされる医師が相手なので、営業もマーケティングもダイレクトなアプローチができて楽しいです。この治療法はまだ成長段階でこれからたくさんのエビデンスも出てくるので、学会でも真剣で情報収集に前向きです。デジタルの情報ツールにもすごく興味を持たれていますよね。

伊藤(進):メドトロニックは資料(動画)をきっちり作り込み圧倒的な営業ツールを保有しています。過去の学会や、製品関連の情報がこれを見れば全て分かるくらいの量とクオリティがあります。医師の勉強会向け動画も全部あるので大人気です。

伊藤(美):最近話題の文献は英語なのですが、日本語の解説をつけてくれているので、医師と話すトピックになり、会うチャンスにもなります。血管内治療の資格を持つ医師のほぼ全員が登録しているサイトがあり、そこから問い合わせもあり、私たちの営業に繋がる強力なツールなんです。

伊藤(進):ただ、その分私たちの知識量は絶対に必要です。期待に応えたいという思いと努力も大切。少しずつ経験を積んでいって、そこから自分自身を差別化して、医師の信頼を得るという意味では、やっぱり何でもトライして、嫌なことも経験していくのは大事だと思います。それをやってきたからウィリアムズさんも、美咲さんも、今の存在感や活躍があるんですよね。

メドトロニック本社のカフェで笑顔の NV 社員座談会への参加メンバー

部門リーダー 相川哲則 からのメッセージ

メドトロニック本社の通路で笑顔の  NV(ニューロバスキュラー)相川さん

プロフィール

相川哲則 ニューロバスキュラー ビジネスダイレクター
医療機器メーカーより転職。2016年10月入社。サージカルイノベーション部門マーケティングダイレクターを経て、2021年の11月に現在のポジションに。

どこに行っても通用するスキルセットを身につけよう。選択肢を広げ、思い描く人生へつながる力をつけよう。

街を歩いていて、ちょっと片足を引きずっている、恐らく脳卒中の後遺症かなという方が結構いらっしゃいますよね。そもそも億劫で外に出ない、そんな患者さんも多いのではないでしょうか。

私たちの部門、ニューロバスキュラーは、脳卒中や脳梗塞など神経科学領域にアプローチする製品を扱いソリューションを提供しています。そして、まだまだやらなければならない事がたくさんあります。私たちはデバイスを提供して治療のサポートをするわけですが、それだけではなく、このような考えも大切に思っています。

それは患者さんが適切な時間内に治療を受け、元気に社会復帰できる医療の在り方を進めることです。例えば「こういう症状があったら脳梗塞・脳卒中を疑ってこういう病院に行きましょう」という、医療機関の啓蒙活動を支えるような働きなどもその一つと考えています。

ニューロバスキュラーは、私とメンバー全員が1対1で対話するコミュニケーションを継続しながら、会社の様々な情報を共有し、透明性の高い環境の中で常により働きやすい部門をめざしています。新卒もキャリアも、他の部門からの異動希望者も大歓迎!他所から来る人の意見に様々なヒントがありますから、多様なバックグラウンドを持つ新たな仲間からのアイデアに興味を持ち日々意見を交わしながら働いています。

そこで必要なのが以下の2つです。

  1. まず高い倫理観を持って患者さんにメリットを提供する仕事にこだわること
  2. そして目的意識を持って自発的に動くこと

ここを意識して活動を続ければ、きっとどこに行っても通用する考え方、知識のスキルセットが身につくと思います。

そうすれば自分自身に新たな選択肢が広がっていきます。このチーム、この部門で活躍するという枠を超え、自分が思い描く人生へつながる力がつきます。私たちと一緒にトライしませんか?

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